CoinPostで今最も読まれています

Coinbaseなど3社、日本の仮想通貨交換業登録を完了

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

コインベース日本法人が第一種会員に登録

海外取引所大手Coinbaseの日本法人が仮想通貨(暗号資産)交換業登録を完了したことがわかった。

資金決済に関する法律に基づく暗号資産交換業者に登録した事業者等が含まれる一般社団法人日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)の第一種会員に東京ハッシュ株式会社(関東財務局長第00027号)、Coinbase株式会社(関東財務局長第00028号)、株式会社ガイア(近畿財務局長第00004号)が追加された。

JVCEAはこれら3社を暗号資産交換業者を受けた事業者としている。これでJVCEAの第一種会員企業は32社、第二種会員企業は4社となった。

5月には、国内仮想通貨取引所ビットポイントとTAOTAOが第一種会員に登録を完了したと発表。これに先駆け、20年5月には、楽天ウォレット、GMOコイン、DMM Bitcoinが、第一種会員への登録完了を相次いで発表していた。

関連:国内仮想通貨取引所TAOTAOとビットポイント、第一種金融商品取引業者の登録完了

登録の経緯

21年4月に米NASDAQ株式市場に上場した大手取引所コインベースの日本法人、「Coinbase株式会社」。20年3月に、JVCEAの第二種会員として入会していた。

取り扱い銘柄は下記の通りだ。

  • BTC(ビットコイン)
  • ETH(イーサリアム)
  • BCH(ビットコインキャッシュ)
  • XLM(ステラ)
  • LTC(ライトコイン)

JVCEAは発足当初、正会員として金融庁の認可済み取引所(仮想通貨交換業社)のみで構成されていたが、第二種会員の受付を2018年10月より開始している。「仮想通貨交換業の健全な発展および仮想通貨交換業の利用者の保護を目的」として業界団体の確立へと登録範囲を拡大した。

第二種金融商品取引業は、「信託受益権」や「集団投資スキーム持分」など第一種金融商品取引業の取り扱う有価証券よりも流動性の低いものを販売・勧誘する業務を行うもので、金商法の基づく第一種金融商品取引業のライセンス獲得の意義は大きい。金融取引業のライセンスを取得すれば、昨年改正された金融商品取引法規制後でも、レバレッジ(証拠金)取引以外に焦点を充てたサービスが提供できるようになる。

第一種金融商品取引業は、株や債券などの「有価証券の売買・勧誘」や「引受け」といった顧客から資金や有価証券を預かって管理する業務を行うことができる。

記事の修正について

Coinbaseの取り扱い通貨について、一部内容に誤りがございましたので、修正いたしました。

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
07/27 土曜日
08:10
マスク氏のX(旧ツイッター)、ビットコインなどの仮想通貨絵文字表示を削除か
イーロン・マスク氏がオーナーのX(旧ツイッター)は、ビットコインなどの仮想通貨絵文字表示を削除した。ドージコイン擁護のためか。
07:35
BitwiseのETH現物ETFの横断幕、NYSEに掲揚
仮想通貨運用企業Bitwiseのイーサリアム現物ETFの横断幕が、ニューヨーク証券取引所に掲げられた。同社は、取引終了のベルを鳴らすことも報告している。
07:05
野村傘下のレーザーデジタル、利回り提供のイーサリアムファンド販売予定か
野村ホールディングスの仮想通貨資産子会社であるLaser Digital(レーザーデジタル)は、イーサリアム現物ETFの代替商品の導入を計画しているようだ。
06:40
米SEC、グレースケールのミニ版ビットコインETFを承認
仮想通貨投資企業グレースケールが提供するGBTCは手数料(1.5%)が最も高く資金流出は続いていたが、新商品を導入し0.15%という業界最安の手数料設定で競争力を高める狙いだ。
06:20
ビットコイン価格が21年後に最大で75億円に到達か、マイケル・セイラー氏の強気予想
ビットコインを最も保有する米上場企業マイクロストラテジーのマイケル・セイラー氏はカンファレンス「ビットコイン2024」で、BTCの今後の強気予想のプレゼンテーションを行った。
07/26 金曜日
17:10
「米大統領選で価格変動 トランプやハリス由来のミームコインの買い方
トランプトークンの概要 ドナルド・トランプ前米大統領とその「Make America Great Again」(アメリカを再び偉大に)というスローガンからインスピレーションを得…
17:10
ヤマハ発動機が初のVTuberコラボNFTを発行、Yamaha E-Ride Baseを訪れて進化可能
ヤマハ発動機が初のNFTデジタルステッカーを発行。横浜のYamaha E-Ride Baseで進化するダイナミックNFTを体験し、限定グッズをゲットできる。
15:13
ビットフライヤーがFTX Japan買収完了、カストディ事業展開へ
株式会社bitFlyer HoldingsはFTX Japanの株式100%を取得し、完全子会社化を発表。8月26日までに社名を変更し、クリプトカストディ事業を展開予定。法制度整備後の暗号資産現物ETF関連サービス提供も視野に入れている。
14:43
Neo Xメインネットが正式稼働 EVM互換でネオのエコシステムを拡張
Neoは高性能EVMベースのサイドチェーン「Neo X」のメインネット正式稼働を発表。クロスチェーンブリッジで流動性と互換性が向上し、エコシステムの可能性が広がる。
14:15
カマラ・ハリス氏のミームコインが過去最高値を記録、大統領候補指名の期待受け
PolitiFiと呼ばれる政治パロディのミームコインが、仮想通貨領域で独自のジャンルを形成しており、カマラ・ハリス副大統領のパロディコイン「 Kamala Horris(KAMA)」が急騰し話題となっている。
12:55
アルトコインETFの未来、ブラックロックが語る現実と可能性
ブラックロックのデジタル資産責任者は、イーサリアム現物ETFが承認されていても他のアルトコインETF誕生には困難があると話した。
12:14
仮想通貨相場反発、ビットコイン・カンファレンスのトランプ登壇に関心集まる
昨日までの大幅下落とは打って変わり暗号資産(仮想通貨)相場は反発した。強気シグナルのハッシュリボンが点灯しているほか、今週末にはビットコインカンファレンスに米国のトランプ前大統領が登壇予定であり、投資家の関心が集まる。
11:00
トランプ前大統領の陣営、4〜6月期で仮想通貨で6億円の寄付金調達
トランプ前大統領は、ビットコインなど仮想通貨で6億円以上の選挙資金を調達。「ビットコイン2024」でもさらに資金を集める予定だ。
10:30
BTCが290万ドルに到達するシナリオ、VanEckが公開
仮想通貨ビットコインが2050年までに290万ドルに到達するシナリオをVanEckのアナリストが公開。このシナリオを実現するための条件を説明している。
10:00
ソラナ初事例、パラオ共和国がデジタルID発行
主権国家が仮想通貨・ブロックチェーンであるソラナ上で、法的アイデンティティを発行する初めての事例となった。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア