サザビーズのハリーウィンストン競売、仮想通貨支払い可能に

オークションの仮想通貨支払いが可能

老舗オークションハウスSotheby’s(サザビーズ)は15日、今月下旬にオークションに出品されるハリーウィンストンのネックレスで暗号資産(仮想通貨)での支払いを可能にすることを発表した。7月に競売されたダイヤモンドに続く事例となる。

9月24日に香港のサザビーズで出品されるのは高級宝石ブランドのハリー・ウィンストン製のダイヤモンド・ネックレス。落札額は5億円から6億5,000万円程(3,600〜4,600万HKD)と想定されており、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)、そして米ドルステーブルコインUSDコイン(USDC)での支払いが可能だ。

7月上旬には101カラットのダイヤモンドがオークションされ、当時はサザビーズが宝石類の競売で初めて仮想通貨支払いを受け入れる事例。5月にバンクシーの作品がオークションされた際にも、仮想通貨決済を受け入れており、これがサザビーズでは初の事例だった。

関連:101カラットのダイヤモンドを仮想通貨で決済可能 サザビーズ、来月オークション開催へ

NFTにも積極的

宝石の仮想通貨決済事例はまだ少ないが、最近ではNFT(非代替性トークン)の販売事例が積極的に行われている。

先週9日には人気NFTプロジェクト「Bored Ape Yacht Club」(BAYC)シリーズの「101 Bored Ape Yacht Club」が総額26億円で落札。また、派生版のBored Ape Kennel Club(BAKC)では「101 Bored Ape Kennel Club」が約2億円で落札されている。

サザビーズが初めてNFTのオークションを開催したのは3月上旬。人気デジタルアーティストBeeple(ビープル)の作品「First 5000 days」が当時では過去最高額の5億円(6,940万ドル)で落札され、NFTが大手メディアからも一躍脚光を浴びる要因の一つとなっていた。

関連:最終落札価格75億円、Beeple氏のNFTオークション

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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