人気メタバースアプリ「ZEPETO」がNFT販売 LINEチェーン採用

アジア最大規模のメタバースプラットフォーム

韓国のテック企業Naver Corporationの子会社で、メタバースプラットフォームを提供するZEPETO(ゼペット)は、桜をデジタルデータ化したNFTを25日より100枚限定(12種類)で販売開始した。

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販売に利用されるプラットフォームは、ブロックチェーンゲーム、NFT(非代替性トークン)関連開発を行うCryptoGames株式会社が運営するNFTマーケットプレイス「NFT Studio」だ。

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同NFTの基盤技術にはLINEの独自ブロックチェーン「LINE Blockchain」を採用。今後、LINEが提供するデジタルアセット管理ウォレット「LINE BITMAX Wallet」内のNFTマーケットプレイス「NFTマーケットβ」における二次流通も予定されているという。

過去にはThe Sandboxと提携も

ZEPETOは、ZEPETO WORLDにおける桜のデジタルデータ「ZEPETO WORLD 桜 1-12」という名のNFTを25日より販売開始した。

ZEPETOは、世界中で2.5億人以上のユーザーに利用されているアジア最大規模のメタバースプラットフォーム。顔写真を取り込むことにより、自分そっくりの3Dアバターを作成。LINE、Twitter、インスタなどのアプリと連携可能で、LINEのスタンプとして使用したり、Twitterやインスタなどのアプリで投稿して楽しむこともできる。

これまでに様々なサービスやプロジェクトとタイアップしている。

5月にはメタバースやNFTを利用したブロックチェーンゲーム「The Sandbox(ザ・サンドボックス)」との提携も発表。それぞれの仮想空間内にパラレル3Dスペースを提供し、ユーザーがチャットなどで交流することができるようになった。また、The Sandboxでは、ZEPETOのアートや装飾品などのNFTを利用することもできる。

6月には化粧品大手資生堂とタイアップし、資生堂が原宿の複合施設「WITH HARAJUKU(ウィズ原宿)」にオープンした美容施設内で大型LEDビジョンと連動させたバーチャルコンテンツを用意。客のオリジナルキャラクターを店舗オリジナル仮想空間の中に投影させる体験を提供している。

その他にもスポーツブランド大手adidasやプロフェッショナル・ダンスリーグに参加するチーム「KADOKAWA DREAMS」とのコラボも実現している。

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