マイアミのナイトクラブ、BAYCのNFTを4,500万円で購入

「Bored Ape Yacht Club」の1つを購入

マイアミにある著名ナイトクラブ「E11EVEN」を運営する企業E11EVEN Partnersは27日、人気NFT(非代替性トークン)コレクション「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」の1つを購入したことを発表した。

以下が購入した「Bored Ape#11」で、4,500万円の価格で入手したという。

出典:Bored Ape Yacht Club

E11EVEN PartnersのオーナーはThe Blockの取材メールで、「BAYCをリサーチしたら、Bored Ape#11が有する特徴が最もE11EVENクラブの雰囲気に似ていることに気づいた」、「DiscordでこのNFTの所有者に連絡し、最初は売る気はなかったが、複数のやりとりを経てようやく取引が成立した」と説明。

また、Bored Ape#11は同社が初めて購入したNFTで、今後マーケティングの可能性を探っていくという。

Bored Ape Yacht ClubはNFT愛好者や一部の有名人にステータスのシンボルとして利用されつつある。著名ヒップホップミュージシャンのスヌープ・ドッグ氏やNBAレジェンドのシャキール・オニール氏、有名テレビ司会者ジミー・ファロン氏などが所有していることで注目を集めている。

E11EVENについては以前にも仮想通貨関連の動きが報じられていた。今年の4月に、新型コロナからのロックダウン解除に伴い、より多くの顧客を呼び込むために、ビットコイン(BTC)やDOGE(ドージコイン)の決済方法を導入。これまで、仮想通貨によるトランザクション金額は4.5億円を超えている。

また、10月には仮想通貨取引所FTXと提携し、「E11EVEN Hotels and Residencies」という富裕層向けの不動産事業も始めた。

関連人気NFT「Bored Ape Yacht Club」のiOSモバイルゲーム、来月リリース予定

Bored Ape Yacht Club(BAYC)とは

Yuga Labsが制作するNFT。「退屈した猿(Bored Ape)」をモチーフとしたNFTコレクションで、イーサリアムのERC721規格をベースにしている。それぞれのNFTは表情、髪型、服装、背景色などが様々に異なっており、唯一無二のものである。

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画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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