日本発パブリックブロックチェーン「Astar Network」がローンチ Huobi Global上場
日本で誕生したパブリックブロックチェーンAstar Network(ASTR)が17日、ローンチされた。
トークンの「ASTR」は、暗号資産(仮想通貨)のHuobi GlobalやGate.io、OKExに上場している。Huobi Globalでの通貨ペアはASTR/USDT。テザー(USDT)は、最も流通するステーブルコイン。
同チェーンは、Polkadot(DOT)でdApps(分散型アプリ)のハブになることを目指しているチェーン。イーサリアム(ETH)の仮想マシン(EVM)に加え、「WebAssembly」に対応しているのが特徴。
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2021年12月には、Polkadotの「パラチェーン」オークションに参加し、Polkadot(ポルカドット)のネットワークに接続するための枠(スロット)を獲得したことが告知されていた。
Polkadotは、異なるブロックチェーンの相互運用を目指すプロジェクト。独立ブロックチェーンがPolkadotへと接続し、連携をとりながら相互運用を行う。接続できるブロックチェーンは100個までと設定されている。
スマートコントラクト機能は備わっておらず、様々なユースケースを作るには、Astar Networkのようなブロックチェーンが必要になる。
今回のローンチに合わせて、Astar Networkのロードマップ(2022年)も公開された。
第1四半期には、Astor Portalへの、クロスチェーンのトークンスワッププロトコルAnyswapのブリッジ統合が実施。第2四半期には、先日発表されたDEX(分散型取引所)Arthswapが「Astar Portal」に追加される。
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