Polkadot、国産Astarなど5つのパラチェーンが稼働開始 本格運用始まる

5つのプロジェクトがパラチェーン枠を獲得

異なるブロックチェーン間の相互運用性向上を目指す「ポルカドット(DOT)」は18日、第一弾パラチェーンオークションが全て終了し、枠を勝ち取った5つのプロジェクトがブロックの生成を始めたと発表した。パラチェーンの始動によって、ポルカドットの本格運用が開始された形だ。

パラチェーンとは

ポルカドットに接続する、独立した個々のブロックチェーンのこと。一方、各パラチェーンが接続され、ネットワークで中心的な役割を果たす部分は「リレーチェーン」と呼ばれる。

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オークションで選ばれ、稼働を始めたのは、5つのパラチェーンとなる(Acala、Moonbeam、Astar、Parallel Finance、Clover)。

「スロット」と呼ばれるパラチェーンの枠は100個に限定されており、これを勝ち取るためには、一定期間内により多くのポルカドットトークン「DOT」を獲得する必要があった。オークション期間中に、5つのプロジェクトは、時価24億ドル(約2,700億円)に相当する合計約9,900万DOTを集めた。

落札したプロジェクトは、96週間の間、パラチェーン枠を借りることになる。

日本発のパブリックブロックチェーン「Astar Network」も枠を獲得した。dApps(分散型アプリ)のハブ(中心)になることを目指すプロジェクトだ。

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その他に、DeFiに最適化されたブロックチェーンを開発するAcala、クロスチェーンの相互運用性を提供するCloverやMoonbeam、レンディングプロトコルなどを提供するParallel Financeがパラチェーンでプロジェクトを構築していく。

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来春さらに6つのパラチェーンを追加予定

ポルカドットの開発チームは、公式発表の中で次のように説明した。

パラチェーンのプロジェクトが始動したことは、2016年にホワイトペーパーで説明したポルカドットのビジョンが完全に達成したことを意味する。ホワイトペーパーは、ネットワークのシャーディングされたマルチチェーン設計などポルカドットの中心的機能を概説するものだった。

ポルカドットが今後どのように進化していくかは、将来のアップグレードについてオンチェーン・ガバナンスシステムを通じて承認していく、DOTホルダーのコミュニティに委ねられている。

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シャーディングとは

ノードを幾つかのグループに分割して、同時並列でトランザクションの検証作業を行う技術。

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ポルカドットのチームによると、次回のオークションは23日頃(ブロック8263710)より開始されるという。第2弾となるこのオークションは全6回に分けて行われ、2022年3月11日頃(ブロック9388800)には、落札された6個のパラチェーンが利用可能になる予定だ。

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