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Astar・Shiden上でウィスキーのNFT発行へ STAKE TECHNOLOGIESがUniCaskと提携

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

UniCaskがAstar/Shidenを採用

STAKE TECHNOLOGIESは24日、ウイスキーなどの蒸留酒の樽をNFT(非代替性トークン)にして管理、取引ができるようにするサービスUniCaskとの提携を発表。

STAKE TECHNOLOGIESは、日本発のパブリックブロックチェーンAstar Network(元Plasm Network)/Shiden Network(紫電ネットワーク)の開発をリードする企業だ。

UniCaskは蒸留酒の樽に対してNFTを発行し、デジタル空間で売買やコレクション、ゲーミフィケーションなど、「飲む」以外の価値を提供するブロックチェーンサービス。2021年初頭にサービスをリリースし、年内には個人向けNFT販売を行い、誰でも蒸留酒の樽のNFTを購入できるようにする見込みだ。

関連:非代替性トークンNFTとは|主な特徴と将来性を解説

今後の展望は

STAKE TECHNOLOGIESと、アプリケーションを提供するUniCaskが提携することで、より安全なインフラの上に使いやすいアプリケーションが構築できる見込みとなっている。

UniCaskが発行するNFTは樽に紐づき、長期的かつ安定した稼働が必要なため、長時間の可用性と高水準のセキュリティが求められる。そのためにセキュリティに強く、かつ高速で開発でき、大きな拡張性を持つAstar Network/Shiden Networkと提携に至ったと説明。

今後は、Shiden Network上でのNFT発行、Astar Network/Shiden Network基盤のマーケットプレイスへの連携、Astar Network/Shiden Networkトークンを用いての購入や売買などを検討しており、UniCaskのNFTの利便性を高めていく予定であると展望を明かした。

Astar Network/Shiden Networkとは

Astar Network/Shiden Networkは、イーサリアムバーチャルマシン(EVM)やWebAssembly、Layer2(セカンドレイヤー)、ブロックチェーンとのブリッジ機能などをサポートするスマートコントラクトハブ。Polkadot/Kusamaに接続し、あらゆるブロックチェーンおよびその上に存在するdApps(分散型アプリケーション)のハブとしての役割を担う。

関連:初心者でもわかるPolkadot(ポルカドット)|仕組みと将来性を解説

また、Shiden Networkが発行するSDNトークンは、一部の取引所で取引されている。

開発企業STAKE TECHNOLOGIESの渡辺創太CEOは6日、33億円規模のファンド「Astar Ecosystem Growth Fund Ⅰ」を立ち上げたことを発表しており、Astar Network/Shiden Network上にアプリケーションやインフラを構築する日本発のプロジェクトに資金提供する方針を明かしている。

さらに同日、日本マイクロソフトがAstar Network/Shiden Networkのエコシステム構築において、マーケティングやインフラにおいてで幅広く支援を行うことを発表した。

関連:Stake Technologiesの渡辺創太CEO、国内プロジェクト支援で33億円規模のファンドを立ち上げる

7月にはShiden Networkがポルカドットの実験的ネットワーク「Kusama」にてオークションを実施し、約33億円(138,457 KSM)の資金調達に成功したと発表していた。

Stake Technologiesとは

Stake Technologies社は日本のブロックチェーン開発企業。現在はシンガポールに本社を置いており、独自のブロックチェーンAstarネットワーク(旧Plasm)とShiden(紫電)ネットワークの開発や、ポルカドット(Polkadot)エコシステムへ貢献する。

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