「Rakuten NFT」、初のコンテンツはウルトラマンに決定
『ULTRAMAN』のNFT
楽天グループ株式会社は19日、ローンチ予定のNFTマーケットプレイス「Rakuten NFT」における初のコンテンツは、『ULTRAMAN』(ウルトラマン)のCGアセットを使用したNFT(非代替性トークン)に決定したと発表した。
2月25日のサービス開始とともに、同サービスでアニメ『ULTRAMAN』より第1弾となる「ULTRAMAN」「SEVEN」「ACE」の「Rakuten NFT」限定ビジュアルとオリジナルエフェクトを楽しむことができる「高画質エフェクト付きプレミアムデジタルアート」NFT全3種を発売予定とした。
決済には楽天IDを使用でき、「楽天ポイント」を貯めたり、使ったりすることが可能。購入したNFTは、同サービス内のマイページにコレクションできる他、マーケットプレイスに出品し、販売することも可能だ。
さらに、サービスがローンチされる2月25日には、オンラインイベント「#Rakuten_NFTはじまる」を開催し、サービス内容を紹介し今後販売予定のNFTコンテンツを発表するとした。
楽天グループがリリース予定の「Rakuten NFT」は、個人間でエンターテインメントなど様々な分野のNFTの売買ができるマーケットプレイスの機能と、IPホルダーがワンストップでNFTの発行や販売サイトの構築が可能な独自のプラットフォームとしての性質を併せ持ったサービス。
同サービスでは、ユーザーはIPホルダーが発行したNFTを売買でき、決済における楽天IDの使用や、楽天ポイントを貯めたり、使ったりすることができる仕様を想定している。
さらに、国内メディアFINDERSが報じた内容によると、以下のような特徴がある。
- 日本円で決済可能
- プライベート・ブロックチェーンを使用
- 「楽天チケット」「楽天コレクション」「Rakuten TV」などの関連サービスの利用特典としてNFTを配布
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『ULTRAMAN』、NFTゲーム化も予定
『ULTRAMAN』をめぐっては、エンターテイメントテクノロジー企業NOBORDER.z FZE(ノーボーダーズ)が2021年11月にNFT化とグローバル展開を発表。NFTはノーボーダーズが開発したメタバースと連動したNFTマーケットプレイス「XANALIA(ザナリア)」で提供される見込み。
さらに、同社は同年12月、『ULTRAMAN』のNFTゲーム化とメタバースでの展開を発表した。
ULTRAMANシリーズは、1966年に公開された円谷プロダクション製作の特撮テレビドラマ「ウルトラマン」のその後を描く漫画作品。2019年からはNetflixで配信されており、国内外で人気を誇っている。2022年春にはシーズン2配信を控えている。
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