はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

楽天、ローンチ予定のNFTマーケットプレイスの一部詳細を明かす

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

一部詳細が明らかに

楽天は、2022年春にリリース予定のNFT(非代替性トークン)マーケットプレイス「Rakuten NFT」について、詳細を明かした。メディアFINDERSが楽天の担当者にインタビューした内容として報じている。

関連:非代替性トークンNFTとは|主な特徴と将来性を解説

NFTとは

NFTとは、「Non Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ブロックチェーンゲームの「デジタルアイテム」交換などに用いられるのみならず、高額アート作品の所有権証明や、中古販売では実現の難しかった「二次流通市場」における権利者(クリエイター)への画期的な還元手段としても注目を集める。

▶️仮想通貨用語集

「NFT市場を民主化する」

FINDERSが報じた内容によると、「Rakuten NFT」の特徴について、主に以下の内容が新たに判明した。

  1. 日本円で決済可能
  2. プライベート・ブロックチェーンを使用
  3. 「楽天チケット」「楽天コレクション」「Rakuten TV」などの関連サービスの利用特典としてNFTを配布

1について、楽天は、現在のNFT市場は投機筋やリテラシーの高い層を中心に構成されており、投機的色彩が強く警戒感を呼び起こしていると考えている。

また、一般ユーザーにとっては、ブロックチェーンの複雑な仕組みの理解やメタマスクなどのデジタルウォレットの活用しての暗号資産(仮想通貨)の送金や現金化はハードルが高くなっている現状を指摘。こうした背景から、NFT市場の「民主化」を図るために、楽天IDと紐づいたクレジットカードによる決済や楽天ポイントでの決済も可能にするという。

2については、楽天が開発したプライベート・ブロックチェーンを使用することによりユーザーの要望を反映しやすく、安価で利用できる信頼性が高いマーケットプレイスを提供すると説明した。

そして3について、楽天エコシステムは、70以上の関連サービスや1億人以上の楽天会員で構成されているが、様々なサービスと連動した施策を展開する予定だという。「楽天チケット」「楽天コレクション」「Rakuten TV」などの利用特典としてNFTを配布すること、スポーツ試合の観戦記念として、NFTを配布することなどを構想しているという。

その他にも、スポーツ、アニメ、アイドル、ゲームなどの分野のコンテンツを展開予定であること、コンテンツの販売は楽天による審査制を導入予定であること、グローバル展開も視野に入れていることなどが明かされている。

「Rakuten NFT」とは

楽天は8月に「Rakuten NFT」を2022年春にリリースする予定を発表。

プレスリリースでは、「Rakuten NFT」は、個人間でNFTの売買ができるマーケットプレイスの機能と、IPホルダーがワンストップでNFTの発行や販売サイトの構築が可能な独自のプラットフォームとしての性質を併せ持つと説明されている。

また、決済で楽天IDが使用でき、楽天ポイントを貯めたり、使ったりすることも可能な仕組みになること、楽天が提供する他のサービスにおいて、ユーザーが商品を購入するなどの条件を満たすとNFTを景品として獲得できるなど、様々なサービスと連動したプラットフォームとして機能することなども明かされていた。

関連:「Rakuten NFT」、楽天が2022年にローンチへ

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/20 火曜日
14:45
「サトシ」か「ビット」か? ビットコイン価格高騰で基本単位論争が再燃
ビットコインの価格高騰に伴い、コミュニティではその基本単位「サトシ」変更の議論が白熱している。サトシを廃止すべきというビットコイン改善提案177にジャック・ドーシー氏が支持を表明する一方で、反対意見も多く論じられている。
14:00
ブラックロック「BUIDL」で利回り増やす取引戦略 BounceBitが実証試験
BounceBitがブラックロックのトークン化米国債「BUIDL」を担保に利用して、年利20%を実現した取引戦略を公開した。ステーブルコインを担保とするよりも利点があるとしている。
13:10
個人ノード運用を容易に、ヴィタリックの新たなイーサリアム拡張案とは
仮想通貨イーサリアム共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏が新L1スケーリング計画を発表。個人のノード運用を容易にする「部分的ステートレスノード」でガスリミットを10~100倍に拡張する革新的アプローチを提案。
12:35
米上院、ステーブルコイン規制『GENIUS法案』の審議進行可決
米上院が仮想通貨ステーブルコイン規制法案「GENIUS法案」の審議を66対32で可決。消費者保護や倫理規定を強化した修正案で超党派合意が進展。
11:59
ビットコイン下髭で押し目買い意欲旺盛か イーサリアムにも機関投資家の強い関心
過去最高値の更新まで目前のビットコインは米国債格下げなど不透明感のある中、下髭形成し押し目買い意欲の強さを示した。50日・200日移動平均線のゴールデンクロスが目前に迫る中、イーサリアムには機関投資家の資金が集まり、CMEグループのXRP先物は初日に1,560万ドルの取引高を記録した。
11:20
SEC新委員長、仮想通貨規制を全面見直し
SEC新委員長ポール・アトキンス氏が仮想通貨規制の抜本的見直しを表明。前政権の執行措置を批判し、発行・保管・取引の3分野で明確なガイドライン策定へ。
10:35
リップル社、UAEの金融企業2社と提携
リップル社は、UAEのZand BankとMamoの2社が顧客になったことを発表。両社はリップルペイメントを使用すると説明しており、中東市場の事業を強化していく。
10:05
ソラナの新コンセンサスプロトコル「Alpenglow」提案 性能引き上げへ
ソラナ開発スタジオAnzaが新コンセンサスプロトコル「Alpenglow」を発表した。処理時間を理論的に約150ミリ秒まで短縮し、Web2と競合できる高速処理を実現するとしている。
08:45
ビットコイン急騰、米国債格下げと州法により"安全資産"化|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは史上最高値となる10万9,000ドル付近まで上昇している。米国債の格下げを契機として米国の信用力に対する懸念が台頭し、ドル安が進行した。
08:02
ステーブルコイン大手サークル、コインベースとリップルから買収アプローチ=報道
USDC発行元のサークル社が50億ドル以上の企業価値での買収提案を複数社から受けている。リップルとコインベースからアプローチされ、IPO計画と並行して検討中か。
07:45
過去最高515億円含み益達成、エルサルバドルのビットコイン投資
エルサルバドルが保有するビットコインが515億円の含み益を達成。国際通貨基金との合意に反してビットコイン蓄積を継続中。
07:25
コインベース顧客情報流出事件、米司法省が捜査開始=報道
米司法省が仮想通貨取引所コインベースの顧客データ流出事件について刑事捜査を開始。インド拠点従業員への贈賄による情報漏洩で、ハッカーが2000万ドルの身代金を要求していた。
06:40
ストラテジー社とセイラー氏、ビットコイン投資の収益性めぐり投資家から集団訴訟
ストラテジー社とマイケル・セイラー会長が、仮想通貨ビットコインの投資戦略の収益性について虚偽の説明をしたとして投資家から集団訴訟を起こされた。
06:15
Bybit、USDT使用の株式取引開始 ストラテジーなど78社が対象
仮想通貨取引所Bybitが株式取引機能をGold & FXに追加。ストラテジーやコインベース、マグニフィセント7を含む78社株式をUSDTで取引可能。CFDモデル採用で実株保有は不要。
06:05
SEC、ソラナ現物ETFへの決定を延期 21SharesとBitwiseが対象
米証券取引委員会が21SharesとBitwiseのソラナETF提案について決定期限を延期し、パブリックコメントを求めると発表。Canary、VanEckも含む複数企業が仮想通貨ETF承認を競う中、SECの審査が本格化へ。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧