米グレースケール、メタバース・DeFi銘柄を投資信託の検討リストに
25銘柄を新たに検討
米最大手暗号資産(仮想通貨)投資信託の運用企業グレースケールは24日、新たに25銘柄を投資信託の検討リストに加えたことを発表した。
新たに追加した「検討銘柄」には、アルゴランド(ALGO)やアクシーインフィニティ(AXS)、コスモス(ATOM)、エンジン(ENJ)、ファトム(FTM)、ギャラ(GALA)、スペル(SPELL)、ザ・サンドボックス(SAND)、イールドギルドゲームズ(YGG)といったDeFi(分散型金融)やメタバース(仮想現実)の関連銘柄が含まれている。(下図太字)
グレースケールは昨年11月にもアバランチ(AVAX)とテラ(LUNA)を検討リストに加え、現在40以上の銘柄を審査している。一方、リストに入っている銘柄の全てを今後必ずしも投資信託として提供する意味ではない。
また、現在は16種類の仮想通貨投資信託を提供しており、中ではソラナ(SOL)やチェーンリンク(LINK)、ライブピア(LPT)などの一部銘柄は昨年新たにローンチしたものだった。
グレースケールが提供する投資信託のうち、最も規模が大きいのはビットコイン投資信託(GBTC)で2.6兆円に達している。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します