米メタ社のVRブランド「Oculus」、「Meta Quest」に名称変更

「Oculus」から「Meta Quest」へ

マーク・ザッカーバーグ氏をCEOとする米大手テック企業メタ(旧Facebook)社は27日、同社の提供するVRブランド「Oculus」を新しく「Meta Quest」と呼ぶことを発表した。

これに伴い、「Oculus Quest from Facebook」のブランド表記は「Meta Quest」へ、「Oculusアプリ」は「Meta Questアプリ」に変更される。

背景

昨年のConnect2021にて、旧フェイスブック社は、新たな企業ブランド「メタ(Meta)」を発表。GAFA企業の一角がメタバース参入を示す動向として大きく注目を集めた。

同社は「メタバースを社会のつながりの次なる進化」と考えており、メタバースを会社の新しいビジョンとして採用。今後2年間でメタバース領域に対して5000万ドル(55億円)相当の投資をする方針なども表明していた。

関連:フェイスブック、メタバース(仮想空間)研究などに50億円投じる方針

メタ社はVR(仮想現実)は人々がメタバースにアクセスするための最も没入的な方法であると説明。今回の名称変更があった「Oculus」は、VRデバイスのブランドで、VRヘッドセット「Quest」がメタ社の製品であることを明確にする狙いがあるという。

なおMeta Quest側は、ブランド表記の変更後も「ソフトウェアや開発者向けツール」など企業の中核としてOculusの築いてきたものは存続すると説明している。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
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