運動系NFTゲーム「STEPN」、GMTの初バーンを実施へ

GMTの初買い戻しと焼却

「運動して稼ぐ(Move to Earn)」の分散型アプリSTEPNは2日、ガバナンストークンGMTの初の四半期買い戻しと焼却を実施することを発表した。

STEPNは発表で、2022年1Q(1月〜3月)に198,635.62 SOL(約33億円)の利益を上げており、利益を使ってこれから1ヶ月ほどかけてGMTを買い戻し、バーン(永久破壊)すると説明した。

バーン(焼却)とは

株式の「自社株買い」に近い形で仮想通貨の供給量を減らす仕組み。自社株買いをする企業は、発行している株式を自分たちのお金で買い戻す。買い戻されると市場に流通する株数が減少することで一株あたりの価値が向上し、株主に対してプラスの影響を与える。

需要と供給の影響により、トークンをバーンすることで、流通する一枚あたりのトークン価値が高まることになる。

▶️仮想通貨用語集

GMTはSTEPNプラットフォームのガバナンストークンで、総発行量が6,000,000,000 GMTと決められている。トークンの発行(ディストリビューション)は計画上、全体の30%が「歩く/走る」により配布され、最初の3年間は毎年5%(300,000,000 GMT)というペースで配布される仕組みとなっている。

また、3月のバイナンスIEOでは、420,000,000 GMT(総発行量の7%)が販売されていた。

GMTの現在の流通量は、CoinGeckoによると、600,000,000(総発行量の10%)だという。

GMTの入手方法として、取引所での購入のほか、STEPNアプリで、レベル30に達した靴(NFT)のみGMTを得ることができる。レベル30になると、ネイティブ通貨トークンのGSTまたはGMTを稼ぐ選択ができるが、GMTの選択肢はまだ実装されていない。

STEPNは今年の1月、シードラウンドで大手VCのSequoia IndiaやAlameda Research、Solana Venturesなどから6億円を調達。今週は、アプリ内で仮想通貨BNBに対応する予定を発表した。

GMTは前週比、+296.4%高となっている。

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画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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