コインチェック、NFTシリーズ「NEO TOKYO PUNKS」とコラボ メタバース都市「Oasis TOKYO」「Oasis KYOTO」にて協業を予定
国内NFTプロジェクトとコラボ
国内暗号資産(仮想通貨)取引所コインチェックは27日、日本発のNFT(非代替性トークン)プロジェクト「NEO TOKYO PUNKS」とのコラボを発表した。
ブロックチェーンゲーム「ザ・サンドボックス(SAND)」や「ディセントラランド(MANA)」上に建設されたメタバース(仮想空間)都市にて、協業を推進する。
コラボ企画の内容としては、メタバース都市「Oasis Tokyo」「Oasis kyoto」上にジェネラティブNFTプロジェクト「NEO TOKYO PUNKS」の世界観を表現した展示エリアを制作するほか、サイバーパンクを模様したアイテムを装着したオリジナルアバターの製作なども視野に入れているという。
現時点で、コラボに関する具体的な開始日時等は発表されていないが、メタバース都市の「Oasis TOKYO」は22年春に一般公開が行われる予定だ。
ジェネラティブNFTとは
ジェネラティブNFTとは、アルゴリズムや数学的手法などによって、ある作品(画像)を元に各パーツ部分がランダムな組み合わせで生成される制作されるNFTのこと。
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今回コラボ先となった「NEO TOKYO PUNKS」は、「サイバーパンクを思わせるガジェットを装着した横顔が描かれたアート作品」。クリエイターNIKO24氏が描いた作品(画像)を元に作成されるのNFTシリーズとなっている。
作品に日本の特徴を取り入れた日本発のNFTプロジェクトであるため、国内はもちろん、海外でも多くのユーザーから話題を呼んでいる。3月末に開催したプレセール・パブリックセールでは販売された2,222体分のNFTが、約2分で完売したとして話題を呼んだ。
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コインチェックのメタバース動向
コインチェックはメタバース都市を軸に、NFT・メタバース領域において数々の提携を結んでいる。
今月20日には、オリンピックのフェンシング銀メダリスト太田雄貴氏との提携を発表。「スポーツ領域とメタバースやNFTの架け橋として、アスリートの皆さまと新たな顧客体験の創出にチャレンジ」すると説明していた。
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また、アスリートだけでなくアーティストとの提携もしており、今年3月には、約30か国における350公演超のライブと8度のワールドツアーで成功を収めるギタリストMIYAVIとのコラボを発表した。
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コラボ場所となっているメタバース都市の「Oasis TOKYO」と「Oasis KYOTO」はそれぞれ、ブロックチェーンゲームの「ザ・サンドボックス」と「ディセントラランド」上に建設されたメタバース×NFTのコミュニティ拠点。
両都市とも「2035年の近未来都市」をコンセプトとしており、ファッションや音楽、アートを通じて「さまざまな分野のアーティストとファンとの交流や企業のコミュニティ育成の場」となることを目指している。
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