トークンブリッジ「Wormhole」、Cosmosエコシステムに対応
Cosmosエコシステムに対応
異なる暗号資産(仮想通貨)の互換性技術を開発するWormhole(ワームホール)は26日、コスモス(ATOM)のエコシステムに対応することを発表した。
WormholeはInjectiveというイーサリアム(ETH)との互換性を持つコスモス基盤のDeFiプロジェクトと提携し、コスモスのエコシステムへのブリッジを実現させる形だ。
Injective LabsのCEOは発表で「Wormholeは業界におけるリーダーであり、このパートナーシップは、今後Injectiveのネットワークを拡大し、ブロックチェーンの上に構築された新しいdApps(分散型アプリ)をサポートすることに焦点を当てる」と述べている。
コスモスはWormholeのブリッジが対応する11番目のブロックチェーン。なお今月17日にはアルゴランド(ALGO)に対応することを発表したばかりだ。
関連:トークンブリッジ「Wormhole」、アルゴランドにも対応Wormholeはイーサリアム(ETH)やソラナ(SOL)、アバランチ(AVAX)、Aurora、ポリゴン(MATIC)を含む様々なブロックチェーン間で資産の相互運用(ブリッジ)を提供。代替性トークン(FT)だけでなく、NFT(非代替性)のブリッジも可能だ。
ラップドトークンとは
ラップドトークンとは、他の仮想通貨の価値と紐付けられた仮想通貨のこと。預けられたオリジナル資産を裏付けとしたトークンを作成することで、実質的に様々なブロックチェーンでそのトークンを活用できるようになる。一例としては、ビットコインをイーサリアム上で使えるようにしたラップドBTC(wBTC)が挙げられる。
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