クリスティーズのNFT専門家、Yuga Labsに転職へ

CryptoPunksのブランドリーダーに

老舗オークションハウスのクリスティーズ(Christie’s)のNFT専門家であるNoah Davis氏は20日、BAYC創作会社のYuga Labsに加わることを発表した。

Davis氏は、クリスティーズが21年に行った初めてのNFTオークションであるBeeple氏の作品「The First 5,000 Days」の担当者。The First 5,000 Daysは約75億円で落札された。

Davis氏は7月にクリスティーズからYuga Labsへ転職し、CryptoPunksのブランドリーダーになる予定だ。CryptoPunksのブランディング担当にあたりSNSで、粗末なコンテンツは作らず、大切に扱い、慎重に事業を進めていく意欲を示した。

Yuga Labsは今年の3月に著名NFTコレクションの「CryptoPunks」と「Meebits」の知的財産権(IP)を取得した背景がある。取得からCryptoPunksに関する新たな動きは見受けられなかったが、Yuga Labsの共同創設者はDavis氏の発表に合わせて、「CryptoPunksに関する新しいタームズ(規約など)は、今後数週間のうちに明らかになる予定だ」とした。

関連BAYC、NFTコレクション「CryptoPunks」の知的財産権を取得

なお、長い間進展がなかったことについては「NFTのコミュニティ全体にとっても影響が及ぼすものだ。急いで横のつながりがない状況で開発するリスクは大きい」と考えを見せた。

CryptoPunksの出来高は前日比61.11%高で、フロアプライスは66.65ETHで前日比14.56%高になっている。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
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