BNBチェーン、新プラットフォームDappBayをローンチ
BNBチェーン上の新dApp
BNBチェーン(旧称バイナンススマートチェーン・BSC)は14日、dApp(分散型アプリ)ハブDappBayのローンチを発表した。
DappBayはユーザーがリアルタイムで市場トレンドを理解し、GameFiやDeFi(分散型金融)、NFT(非代替性トークン)など多数の分野における最新のプロジェクトに関するランキングやリスク情報を可視化するプラットフォーム。
ユーザー側は最新のプロジェクトをまとめたリストから簡単に情報がアクセスできるため、調査の時間が省けるメリットがある。また、開発者側には自身のdAppsをリストに追加でき、分析ツールでマーケティング状況を把握できる。
dAppsとは
オープンソースのブロックチェーンを利用して開発されるアプリのこと。中央集権的な管理者がいないことが大きな特徴。
最も普及しているのがイーサリアム(ETH)のブロックチェーンで、ゲームや分散型取引所(DEX)など多種多様なアプリが開発されている。
▶️仮想通貨用語集
DappBayには暗号資産(仮想通貨)・ブロックチェーン関連のプロジェクトのリスク監査ツールRed Alarmなども搭載している。
BNBチェーン・投資ディレクターのGwendolyn Regina氏は以下のようにコメントした。
DappBayは市場データを活用し、BNBチェーン界隈のユーザーにGameFiやDeFi、NFTなどの分野でローンチされたばかりのプロジェクト・リスト化を可能にしている。これはBNBチェーンだけではなく、ブロックチェーン業界全体にとってもブレイクスルーだ。
BNBチェーンとは
BNBチェーンはこれまでバイナンススマートチェーン(BSC)として稼働してきたブロックチェーン。22年2月にBNBチェーンへてリブランディングを果たしており、BSCとサイドチェーンのバイナンスチェーンを組み合わせたものだ。
なお、大手取引所のバイナンスは今週14日が設立5周年の記念日。これに際して、CEOのチャンポン・ジャオ氏は書簡を公開し、現在ではバイナンスエコシステムは1億2,000万人のユーザーを有していることなどを明らかにした。
関連:バイナンスコイン(BNB)とは|高騰の続く背景と主な特徴
画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します