米コインベース、仮想通貨3銘柄の上場予定を表明
3銘柄を上場予定銘柄に追加
大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースは15日、新規3銘柄を上場する方針を発表した。
上場する予定を意味する「Roadmap(ロードマップ)」に追加されたのは以下の3銘柄。
- メタル(MTL)
- ノーシス(GNO)
- レイディウム(RAY)
メタル(Metal)は仮想通貨を利用した決済に特化したイーサリアム(ETH)ブロックチェーン上で稼働するプロジェクト。独自トークンのMTLはERC-20規格で、プラットフォーム上の決済や、支払いを行った際の報酬などとして活用される。
ノーシス(Gnosis)はイーサリアムエコシステム向けの分散型インフラ。オークションやカストディ、流動性マイニング、予測市場など多数のプロダクトを提供している。独自通貨のGNOはガバナンストークンおよびユーティリティトークンだ。
レイディウム(Raydium)は高速L1ブロックチェーンのソラナ(SOL)を基盤としたDEX(分散型取引所)およびAMM(自動マーケットメイカー)。仮想通貨RAYは同プラットフォームのネイティブユーティリティトークンとなっている。
コインベースの上場プロセス
コインベースは今春、仮想通貨の上場プロセスに透明性をもたらすため、4月より上場プロセスのオープン化を開始。以前より情報の開示性を強化していた。
これまでにも、Boba Network(BOBA)をリストに追加後、取扱いを開始した節がある。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します