人気NFTゲームMy Crypto Heroes、損益計算でCryptoVisionと提携
CryptoVisionとマイクリが提携
ブロックチェーンゲーム『My Crypto Heroes』を開発・運営するMCH株式会社は29日、データ分析ツール「CryptoVision」との戦略的パートナーシップ締結を発表した。
ゲームプレイで増加する暗号資産(仮想通貨)の取引履歴を集計し、損益計算やアセット管理を効率化する。
CryptoVision(β版)は税金計算やポートフォリオ管理のためにブロックチェーン取引分析サービス。マルチチェーン・マルチウォレット対応を特徴とし、ブロックチェーン上のあらゆる取引の解析・要約・可視化が可能だ。
サービス(PC利用のみ)の正式版リリースが迫る中、My Crypto Heroes(以下、マイクリ)の先行対応を開始した。
CryptoVisionはマイクリの独自ブロックチェーン「MCH-verse」に対応した最初のオンチェーン分析ツール。MCH-verseは高速かつトランザクション手数料無料の専用ネットワークで、ゲームに特化したブロックチェーン「Oasys(オアシス)」で構築されている。
CryptoVision(β版)は完全無料で利用でき、仮想通貨に加えてNFT(非代替性トークン)にも対応。
マイクリで利用しているウォレットアドレスをCryptoVisionに登録するだけで、イーサリアム(ETH)とポリゴン(MATIC)、MCH-verseのブロックチェーンに記録された取引データの分析や管理が可能になる。
同サービスはマイクリのすべてのコントラクトに対応しており、MCH Verse上で発行されているGUM (Game User Money) の追跡や、NFTの新規発行やレンタルといったコントラクトの解析もできる。
MCHは2018年11月に開始した国産NFTプロジェクト。世界No.1ブロックチェーンゲームのトラックレコードを持ち、20年10月には日本でMCHC(ガバナンストークン)とRAYS(ユーティリティトークン)を発行した。
マイクリの開発/運営メンバーの出身者により設立されたBOBG社は、グローバル展開を志す日本企業のトークンの発行/運用/管理から仮想通貨取引所への上場までを一気通貫でサポートしている。
関連:BOBGとAstar Networkが提携、日本発プロジェクトのトークン発行を支援
画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します