FTXが韓国釜山市と提携、取引所の立ち上げやブロックチェーン推進で
バイナンスに続く事例
仮想通貨取引所大手FTX(グローバル版)は30日、韓国の釜山市と提携しブロックチェーンの発展支援を進める計画が確認された。
釜山市の発表によると、FTXは「Busan Digital Asset Exchange」という釜山市発のデジタル資産取引の立ち上げに向けて連携し、地元のブロックチェーン産業の成長を促進するために市を支援。また、地元の大学やプロジェクトとブロックチェーンに特化した教育の推進に携わることも提携の一環だ。
FTXはこれから韓国での事業をより円滑に実行するために、1年以内にFTXの韓国支社を立ち上げる予定をしているという。
バイナンスも提携
FTXの他、取引所最大手のバイナンスも類似したパートナーシップを釜山市と締結した。先週、同市のブロックチェーンエコシステムの発展とデジタル資産取引所の振興を目標として基本合意書を締結したことが発表された。
バイナンスの方では、釜山市におけるブロックチェーン領域の研究および投資の支援やバイナンスアカデミーによるブロックチェーン専門教育とオンラインリソースの提供、2022年に釜山市で開催されるブロックチェーンウィークの開催サポートなどの協力内容が盛り込まれた。
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一方、CoinDeskの直近の取材によると、5月のステーブルコインテラの崩壊を受けてブロックチェーンや暗号資産への楽観的な開発計画が頓挫しており、同市のブロックチェーン・ハブ・チームは5人以下だったという。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します