アスターネットワーク(ASTR)、国内初の上場 日経にWeb3広告も掲載

国内初のASTR上場

暗号資産(仮想通貨)アスターネットワーク(ASTR)は6日、bitbankでの国内初上場を記念した新聞広告を日本経済新聞で掲載した。

ASTRトークンの現物取引はbitbankが提供を開始。「暗号資産を貸して増やす」(レンディング)サービスの募集も本日より開始する。

取り扱いペアは日本円(JPY)建のみ。これによりbitbankの取り扱い銘柄は19種類となった。

また、ASTR取り扱い開始に際して、bitbankは9月26日から10月25日までASTR/JPYの取引手数料無料キャンペーンを開催する。

日経でWeb3広告

また、これを記念して2022年9月26日の朝刊でアスターネットワークはWeb3に関する広告を掲載。国内でブロックチェーンやNFT(非代替性トークン)などWeb3関連事業を提供している計329社も名を連ねた。

広告を掲載したAstar Networkの創設者である渡辺創太氏はアスターではなくエコシステムやコミュニティに特化した文言にしたと説明。「#web3ならできる」というフレーズで日本の再起を願った。

なお、Astar Networkの調査によれば、329社のロゴが一つの広告で掲載されるのはギネス記録となる量。国内の上場大手では三菱UFJやアクセンチュア、ベネッセ、博報堂なども賛同企業となった。

また、国内の仮想通貨取引所を運営するDMM.comやGMOグループ、コインチェック、bitbank、国内の仮想通貨メディアではCoinPostや幻冬社傘下のあたらしい経済、またCoin Desk Japanが名を連ねた。

アスターネットワークとは

アスターネットワーク(Astar Network)は日本人開発者の渡辺創太氏が携わる「日本発」のパブリックブロックチェーン。異なるブロックチェーンの相互運用に焦点を置く。

開発者に報酬を還元する独自の「dApp Staking」と呼ばれる仕組みを持つ。今回、bitbankで取引可能となったASTRは同プラットフォームにおけるユーティリティ兼ガバナンストークンだ。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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