800万ユーザーの独モバイル銀行N26、200銘柄以上の仮想通貨取引を提供へ
200もの銘柄を提供
ドイツ発のモバイル銀行N26は仮想通貨プラットフォームBitpandaと提携し、欧州で200銘柄以上の仮想通貨の取引を顧客に提供する。
発表によると、まず最初に対象となる国はオーストリアで、取引できる銘柄にはビットコインやイーサリアムの他、ドージコインやソラナ(SOL)、シバイヌ、アバランチ(AVAX)、エイダ(ADA)、XRPなど多くの銘柄も含まれる。なお、顧客はアプリ内で売買できるが、外部ウォレットへの転送は現時点ではできないという。
800万人以上のユーザーを擁するN26はドイツ発のオンライン銀行だが、Bitpandaがドイツでライセンスをまだ取得していないため、ドイツ顧客は仮想通貨の機能を利用することはできない。提供可能な地域はオーストリアの他、スペインやフランス、イタリアなどが挙げられる。
N26は2013年に立ち上げられた企業で現在の企業評価額は90億ドル。しかし、近年はモバイル銀行の競争が激しく英市場からは2020年に撤退。イギリスではRevolutなどの新興銀行が仮想通貨取引を提供している。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します