米コインベース、新規銘柄(WAXL)の上場実施
ロードマップ追加から20日
米国の大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースは25日未明、Wrapped Axelar(WAXL)の取り扱いを開始する方針を発表した。
取引は流動性が基準に達し次第、日本時間26日午前1時より開始する予定。対象地域で米ドル(USD)建の取引ペアから提供する。
取引開始後もコインベースはWAXLに「試験的な資産(Experimental Asset)」というラベルを表記した上で提供する。新規上場された銘柄や一般的な仮想通貨より低い取引量を持つ場合にコインベースが表記している。
銘柄の説明
今回コインベースで上場したWrapped Axelar(ラップド・アクセラー)はイーサリアム(ETH)ブロックチェーン上で取引可能なERC-20規格。
元となるアクセラー(Axelar)はクロスチェーン・コミュニケーションに特化したブロックチェーンで、コスモス(ATOM)SDKを基盤に開発。独自トークンはAXLだ。
WAXLはコインベースのロードマップに10月5日に追加されたばかり。同リストは今後の上場予定銘柄の透明性を向上する為のシステムで、2022年秋に入り数週間でリストの追加から上場へと至るケースが見られている。
22年9月末にはFTXでも新規上場を果たしていた。
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