仮想通貨投資商品の市況
暗号資産(仮想通貨)投資企業CoinShares(コインシェアーズ)でリサーチ部門のトップを務めるジェームズ・バターフィル氏は2日、ETFなどのデジタル資産投資商品全体の先週における資金フローは、約17億ドル(約2,646億円)の純流出だったと報告した。
これで年初来は純流入だった資金フローが純流出に転じ、先週末時点の年初来の資金フローは約10億ドル(約1,556億円)の純流出になったとバターフィル氏は説明。デジタル資産に対するセンチメント(市場の心理)が著しく悪化していると指摘している。
以下のグラフが、デジタル資産投資商品全体における週ごとの資金フローの推移。今回は、前の週と同規模の資金が純流出したことが示されている。

出典:コインシェアーズ
流出の要因についてコインシェアーズは、金融引き締めに前向きな「タカ派」とされるケビン・ウォーシュ氏が米連邦準備理事会(FRB)の次期議長に指名されたこと、ビットコイン(BTC)の4年サイクルに関連した大口投資家(クジラ)の売却の継続、地政学リスクの高まりなどが背景にあると考えているとバターフィル氏は説明した。
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また、デジタル資産投資商品全体の運用資産残高(AUM)は、ビットコインが最高値圏にあった2025年10月以降、約730億ドル(約11.3兆円)減少したとも述べている。
銘柄別の資金フロー
デジタル資産投資商品の資金フローを原資産別に見たデータは以下の表の通り。バターフィル氏は前週に引き続き、今回の資金流出もビットコインとイーサリアム(ETH)の投資商品が主導したと指摘した。

出典:コインシェアーズ
また、センチメントの悪化は他の銘柄にも広がっているとし、最近は需要が高かったXRPとソラナ(SOL)の投資商品からも資金が純流出したと報告している。
一方で、ビットコインをショート(売り注文)する投資商品には資金が純流入したと指摘。また、上記の表には示されていないが、主に貴金属関連の取引が増加した影響でハイパーリキッド(HYPE)の投資商品に約1,550万ドル(約24億円)の資金が純流入したと述べている。
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なお、以下は資金フローを国別に見たデータ。バターフィル氏は、資金流出は米国に集中していると指摘した。

出典:コインシェアーズ



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