仮想通貨シバイヌ、L2「Shibarium」のパブリックベータ版を今週リリースへ

パブリックベータ版をリリースへ

暗号資産(仮想通貨)シバイヌトークン(SHIB)は8日、独自L2ソリューション「シバリウム(Shibarium)」のパブリックベータ版を今週リリースすることを発表した。

現状はツイートのみの投稿で、詳細は公表されていない。どのようにシバリウムのベータ版にアクセスするかの詳細は、今後数日間で改めて発表するとした。

シバリウムについては今年1月、ローンチが近づいていると説明されていた。当時はベータ版のリリース時期はまだ明言できないと述べていたが、約2カ月を経てローンチが実現する。

1月の発表によれば、シバリウムの目的は、他のL2ソリューションと同様にスケーラビリティを向上させて、取引速度を速めたり、安価な手数料で取引できるようにしたりすること。イーサリアム(ETH)のL2として稼働し、以下の3種類のトークンを使用する。

  • シバイヌトークン
  • Doge Killer(LEASH)
  • Bone ShibaSwap(BONE)

今回の発表を受け、特にLEASHトークンとBONEトークンの価格が急騰した。上記ツイートの発表は日本時間の8日6時15分。本記事執筆時点でLEASHトークンは24時間比で15%超、BONEトークンは同23%超上昇していた(CoinGeckoより)。

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シバリウムの特徴

シバリウムは様々な領域での利用を想定しているが、1月の発表ではメタバース(仮想空間)とゲームを例に挙げた。メタバースとゲームは特にブロックチェーンに高い拡張性が求められるユースケースだ。

メタバースとは

インターネット上に構築された多人数参加型の3次元仮想現実世界のこと。アバター(分身)を介してゲームで遊んだり、音楽ライブに参加したり、会社の会議に出席したりするなど、様々な利用方法がある。

メタバースでブロックチェーンが利用されるとは限らないが、NFT(非代替性トークン)や仮想通貨と相性が良いとされている。

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シバリウム上のガス代の支払いにはBONEトークンを使用。また、シバリウムはL2だがコンセンサスの仕組みに「Delegated Proof of Stake(DPoS)」を採用しており、この報酬の支払いにもBONEトークンを利用する。

また、もう1つ大きな特徴は、シバイヌトークンをバーン(焼却)する仕組みが導入されること。バーンレートは未定だが、供給量が減少することで、シバイヌトークンの価格に上昇圧力がかかる可能性が見込まれる。

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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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