CoinPostで今最も読まれています

シバイヌ(SHIB)トークンとは 国内取引所上場のミームトークンを解説

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

シバイヌ(SHIB)とは

シバイヌ(SHIB)トークンは、日本の柴犬をモチーフとして設計されたドージコイン(DOGE)のオマージュとして2020年7月に発行され、ドージキラーと呼称されました。

イーサリアム(ETH)上の規格であるERC-20トークンとして発行されています。

いわゆるミームコインの1つながら、数ある通貨の中でも非中央集権性が高いと評されています。「WoofPaper(ホワイトペーパー)」によると、シバイヌ(SHIB)は自律分散型の暗号資産に焦点を当てたコミュニティ主導型のプロジェクトです。

2021年5月には、総供給量の半数がイーサリアム共同創業者のヴィタリック・ブテリン氏のウォレットアドレスに送信されました。同氏はその内の90%をバーン(焼却)し、10%の6,000万ドル(66億円)を慈善団体に寄付したことで、結果的にシバイヌトークンの知名度が向上することになりました。

関連:イーサリアム共同創設者のヴィタリック氏、慈善団体に70億円相当の仮想通貨を寄付

上場先の取引所

バイナンスやフォビといった大手取引所のほか、2021年11月には米ナスダック株式市場に上場する暗号資産取引所(交換業者)コインベースでも取り扱いを開始しました。

国内取引所だとその翌年の2022年11月30日、株式会社リミックスポイント傘下の国内仮想通貨取引所ビットポイント(BITPoint)に上場しています。

ビットポイントは金融庁(関東財務局)より「第一種金融商品取引業者」の登録を獲得した、東証プライム市場上場のSBIホールディングス株式会社のグループ会社です。

エコシステム

シバイヌのエコシステム(経済圏)は独自の発展を遂げています。

シバイヌ基盤の分散型取引所(DEX)のほか、NFT(非代替性トークン)やメタバース(仮想空間)、トランザクションの速度向上や手数料削減に役立つレイヤー2(L2)プロトコルなど様々なユースケースにおける開発が進み、エコシステムの拡大が続いています。

シバイヌトークンのコア開発者の23年1月7日の発言によると、レイヤー2スケーラビリティソリューション「シバリウム(Shibarium)」では、取引手数料(Gas代)トークンとしてBone ShibaSwap(BONE)が機能するほか、各トランザクションごとに$SHIBをバーン(焼却)する仕組みも設ける予定です。

今後の展望を示すロードマップにあるNFTアートインキュベーターの「Shiba Artist Incubator」では、犬にインスピレーションを受けた世界中のアーティストが、絵画、写真、デジタルレンダリングなどのアート作品を展示するものとなります。

2023年1月11日には、先日「Genesis NFT Collection」を発表したばかりのBugatti Groupとの提携を発表しました。

Bugatti Group

カナダのモントリオールに拠点を構えるBugatti Groupは、バッグやスーツケースなどの製品メーカーとして知られ、Genesis NFT Collectionは、実世界のユーティリティを提供するように設計されています。

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
08:40
2.6兆円相当のBTC保有数到達、ブラックロックのビットコイン現物ETF
純流入再び加速 ブラックロックのIBIT・ビットコイン現物ETFの運用資産は初めて、250,000 BTC(2.6兆円)を超えた。1月11日の取引開始からわずか11週間で2兆円…
08:10
Wormholeの仮想通貨「W」、取得開始日明かす
Wormholeは、今月7日に、Wトークンのエアドロップアロケーションや適合対象アドレスを公開。ソラナ、EVM系、Sui、Aptos、Osmosis、Injectiveといったネットワークでのユーザーや、ソラナNo.1NFTコレクションである「Mad Lads」のホルダーを対象としている。
07:40
米投資会社、マイクロストラテジーの株はBTCより割高と指摘
マイクロストラテジーの株価から概算する仮想通貨ビットコインの価格は17万ドル超であると米ケリスデールが分析。同社の株は、ビットコインに対し正当ではないプレミアムがついて取引されているとの見方を示した。
07:20
アバランチ財団「Codebase」、最初の支援プロジェクト15社を選出
アバランチではすでに「Colony Lab」という分散型アクセラレーターが活動しているが、今回Codebaseと連携し支援対象への資金提供を拡大し、1プロジェクトにつき、100万ドルを超える金額を提供する可能性がある。
06:45
5月承認の可能性低いもBitwiseらがイーサリアム現物ETFの上場申請行う
イーサリアムETFが現在の多くの申請の最終期限となる5月に承認される見込みは、SECがイーサリアム財団を調査しているとの報道などを受け大幅に後退している。1月には70%あったが、現在は20%程度まで低下してきた模様だ。
05:50
Bybit、ソラナミームコイン「POPCAT」の永久先物提供
ソラナの仮想通貨ミームコインへの需要は未だ高い。代表的な犬系ミームコイン「WIF」は29日過去最高値を更新し、前日比で20%上昇している。
03/28 木曜日
17:35
分散型AIの3大プロジェクトが団結、新トークン「ASI」に統合へ
SingularityNET、Fetch.ai、Ocean Protocolが人工超知能連合を結成し、各プロジェクトの暗号資産(仮想通貨)を新トークンASIに統合する計画を発表。単一の分散型AIネットワークとしてリニューアルを目指す。AGIの父と呼ばれるベン・ゲーツェル博士が主導する。
15:58
ビットコインのレイヤー2「BEVM」ローンチ
BEVMがメインネットをローンチ。暗号資産(仮想通貨)ビットコインをガス通貨として利用するEVM互換のレイヤー2ネットワーク。シリーズAで数十億円を調達し、分散型ビットコインクロスチェーンカストディサービスを実現。
15:00
NEARプロトコル、マルチチェーン再ステーキング「LiNEAR」始動へ 
NEARプロトコルがChain Signaturesを導入、暗号資産(仮想通貨)の相互運用性を強化。ビットコインやイーサリアムなど複数のブロックチェーンをサポートする。オムニチェーン再ステーキングLiNEARが始動。
14:15
「イーサリアムが有価証券でもETF化は可能」ブラックロックCEO
仮想通貨イーサリアムに関しては、米国においてその法的ステータスが定かではない。CFTCは商品(コモディティ)と見做している一方、SECはETHに関係するスイスのイーサリアム財団を調査していることが先週報じられた。
10:45
Parallel Studios、VanEckやソラナベンチャーズから53億円調達
パラレルはイーサリアムメインネットおよびBaseチェーン上で稼働するものだが、先日発表された、コロニーのローンチ先がソラナのブロックチェーンであることや、今回ソラナベンチャーズが出資したことから、今後クロスチェーンでの展開が考えられる。
10:15
イーサリアム「BLOB」にデジタルアートを記録する方法 Ethscriptionsが導入
イーサリアムのチェーン上にデジタルアートなどを記録するEthscriptionsは「BlobScriptions」を発表。ブロブにデータを記録する方法となる。
08:10
21Shares、欧州でTONの上場取引型金融商品を提供
今月初めテレグラムは仮想通貨TONを正式に統合し広告収入をチャンネル所有者と共有し、TONブロックチェーン上でToncoinを使って報酬を支払うようになった。この動きが投資家からの需要を押し上げたようだ。
07:30
ブラックロック「BUILD」、一週間で240億円超の資金流入を記録
ブロックチェーン上でトークン化された現実世界資産(RWA)の運用を提供するOndo Financeからの10億円以上新たな資金もありファンドの規模は拡大中。
06:50
スクエニやソラナ財団、Elixir Gamesに21億円出資
Elixir Gamesは、ゲームローンチャー「Elixir Games Launcher」で、さまざまなWeb3ゲームを遊べるPCアプリを提供。また、Web3ゲームがNFTなどのゲーム内資産のセールを代行するローンチパッドで、ミントなどの機能を提供する予定だ。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/03/28 15:00 ~ 18:00
東京 東京日本橋タワーB2階
2024/04/06 ~ 2024/04/09
香港 香港コンベンション・アンド・エキシビション・センター3FG
2024/04/09 14:00 ~ 16:00
その他 オンライン
2024/04/13 ~ 2024/04/14
東京 東京都港区
重要指標
一覧
新着指標
一覧