「バイナンスJAPAN(仮)」今年6月を目処にサービス開始へ

今年6月以降に開始見込み

株式会社サクラエクスチェンジビットコイン(SEBC)は28日、新規サービス「Binance JAPAN(仮称)」を23年6月以降に開始予定であることを発表した。

開始時期を含む詳細は、改めて案内される。

SEBCの口座開設時に登録した個人情報は引継がれず、改めてKYC(身分確認)を行う必要がある。

バイナンスは世界最大手の暗号資産(仮想通貨)取引所。SEBCは22年11月、バイナンスのチャンポン・ジャオ最高経営責任者(CEO)の関連企業Binance (AP) Holdings Limitedへの全株式譲渡と、新経営体制への移行を発表していた。

これに伴い、本家バイナンスでは日本居住者の新規口座開設ができなくなっていた。

暗号資産(仮想通貨)取引所としてサービス提供するためには金融庁の認可・業登録が不可欠であり、6月以降との表記があることからサービス開始のスケジュールは数ヶ月単位でずれ込む可能性もある。

また、Binance JAPANの開設後も日本ユーザーがグローバル版を継続して利用できるかどうか、今後BNBなど国内未上場のバイナンスの主力銘柄がホワイトリスト登録されるか否かも着目される。

取次サービスは終了

SEBCで現在提供している国内取引所への取次サービスは、23年5月31日をもって終了とする。口座の利用もできなくなるため、口座内に保有する資産について、注文申請締め切り日時までに暗号資産(仮想通貨)の売却および日本円の出金を求めている。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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