NFT購入でPontaポイント獲得へ、SBINFTとロイヤリティ マーケティングが業務提携で合意

NFT購入でPontaポイント獲得

NFTマーケットプレイスを運営するSBINFT株式会社は21日、共通ポイントサービス「Ponta」を自社の「SBINFT Market」に導入する計画を公表した。

「Ponta」は、株式会社ロイヤリティ マーケティングが運営するポイントサービスで、全国の約28万店舗、及び多様なネットサービスで利用可能となっており、現在1億人以上の会員を擁している。Ponta導入により、SBINFTはより多くのユーザーに、NFT(非代替性トークン)を含む新たなWeb3.0(分散型ウェブ)サービスに触れる機会を提供する狙い。

本取り組みに向けて、SBINFTは2023年7月にロイヤリティ マーケティングとの間で基本合意書を締結。この合意により、SBINFTは2023年内に、「SBINFT Market」でPontaの利用を可能にする予定だ。

出典:SBINFT株式会社

導入後は、「SBINFT Market」でNFTを購入したPonta会員が、購入金額に応じてPontaポイントを獲得できるようになる。また、貯まったPontaポイントを使ったNFTの購入も可能になり、より手軽にNFT市場に参加できるメリットが生まれる。

SBINFTは、今後もさまざまな企業や団体と協業を進め、Web3.0のエコシステムを拡大し、新たなビジネスチャンスを模索する方針。ロイヤリティ マーケティングもまた、「Ponta」の提供を通じて、顧客満足度の向上を目指すとした。

Web3とは

現状の中央集権体制のウェブをWeb2.0と定義し、ブロックチェーン等を用いて非中央集権型のネットワークを実現する試みを指す。代表的な特徴は、仮想通貨ウォレットを利用したdAppsへのアクセスなど、ブロックチェーンをはじめとする分散型ネットワークのユースケースがある。

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SBINFT Marketとは

「SBINFT Market」は、SBINFT株式会社が運営するNFT売買プラットフォーム。公認されたコンテンツホルダーやNFT販売事業者、個人として活動するクリプトアーティストが制作したNFTの初回販売や、利用者同士のNFTの売買(二次販売)が可能だ。

22年8月にSBINFTは、音楽配信サービスを展開する株式会社レコチョクと共同で、NFT(非代替性トークン)やメタバース関連の展開を行う計画を発表した。

NFTとは

NFTとは、「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ゲームや音楽、アート作品、各種証明書など幅広く技術が活用されている。

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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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