Audiグループのバイクメーカー「Ducati」、XRPLでデジタルコレクティブル発行へ

XRPLを活用

イタリア拠点のオートバイメーカー「Ducati(ドゥカティ)」は20日、XRPレジャー(XRPL)を活用し、デジタルコレクティブルプログラムを行うことを発表した。

新たにデジタルの手法を活用し、レースのファンらのコミュニティに新しい体験を提供することが目的。最初のデジタルコレクティブルはDucatiのロゴを用いた動画だというが、今回の発表ではNFT(非代替性トークン)という言葉は使用していない。

なお、DucatiがXRPLを活用するというのは新しい情報ではない。同社は昨年の7月、Web3に参入し、プロジェクトでXRPLを利用すると説明していた。

デジタルコレクティブルは、これから順番にリリースしていく。上述した最初のデジタルコレクティブルは無料で、リリースは26日の予定である。

DucatiはXRPLについて「オープンソースで、エネルギー効率が良く、分散化されたL1ブロックチェーンである」と説明。Ducatiはこれまでも、新しいテクノロジーを率先して活用してきたと述べている。

プロジェクトの内容や今後のリリース予定については、これからも随時共有していくとした。

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Web3Proとも協業

今回のデジタルコレクティブルプログラムでは、Web3Proという企業とも協業。Web3Proは、企業向けにブロックチェーンソリューションやコミュニティサービスを提供している企業である。

昨年7月の発表時に、DucatiのClaudio Domenicali CEOは以下のようにコメント。この時はNFTという用語を使っている。

Web3への参入によってサービスの数をさらに増やすことができ、コミュニティにより近づくことが可能だ。

NFTが好きな新しいコミュニティに当社を知ってもらうチャンスにもなる。

DucatiはAUDI AGのグループ企業で、AUDI AGの管理によって運営。グループ企業にはイタリアの高級車メーカー「ランボルギーニ」も含まれている。

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NFTとは

「Non-Fungible Token」の略で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ゲームや音楽、アート作品、各種証明書など幅広く技術が活用されている。

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