Gala Games、ソーシャルメディアプラットフォーム「Rep」を年内公開へ

ゲーム+ソーシャルネットワークの「REP」

Web3ゲームのエコシステム開発に取り組むGala Gamesは、Galaチェーン上でゲームと組み合わされた独自のソーシャルネットワーク「REP」のプロトタイプ(V1)を立ち上げる計画を発表した。

Repは、最先端のソーシャル機能でGala Gamesのユーザー体験を向上させることを目的としている。ゲームプレイヤーが集まり、交流を図るコミュニティの中心地としても構想されている。

プロトタイプでは基本的なSNS機能と、後述するゲーミフィケーション機能のみの実装となるが、V2ではプロフィールにウィジェットを追加し、マーケットプレイスで売買することが可能になるなど、プロフィール画面のカスタマイズを強化することができるようになる。最終的には完全なオープンソース化を目指すという。

Repのメッセージ機能は匿名性が高く、ブロックチェーンによって完全に暗号化されるため、安心して利用することができる。

NFTマーケットプレイスは大きな特徴の一つだ。Galaプラットフォームに統合されているため、NFTを簡単に取引可能となる。

ゲーミフィケーションの「トレジャーハント」機能では、スポンサーが任意のアイテムを“宝箱”の中に入れて、プレイヤーがそれを探すといったトレジャーハンティングイベントの開催も念頭に置かれている。中身のデジタルアイテムは、対応したゲーム内ですぐに利用や取引ができるようになる。

さらに、チュートリアルの共有、ライブストリーミング、eスポーツ大会などの機能も搭載される見込みだ。

NFTとは

「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ブロックチェーンゲームの「デジタルアイテム」交換などに用いられるのみならず、高額アート作品の所有権証明や、中古販売では実現の難しかった「二次流通市場」における権利者(クリエイター)への画期的な還元手段としても注目を集める。

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ARのトレジャーハンティング機能を搭載

年内に発表予定のREPプロトタイプ(V1)では、このうち、基本的なSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)機能とゲーミフィケーションの要素として、主要パートナーがスポンサーや賞品を用意する形での「宝探し」機能が提供される。

この宝探しは「ポケモンGO」のようにAR(拡張現実)を使って、現実世界の中で宝箱を探すというものだ。

宝箱を提供する側は、コマンドセンターの世界地図から、どこにでも宝箱を配置することが可能だ。宝箱にはあらゆる種類の情報、メッセージ、画像、ビデオ、NFT、トークンなどを入れておくことができる。

プレイヤーは、宝探しのアプリケーションに入り、SSO(シングルサインオン)でログインすると、すぐにGalaチェーンのアドレスを入手することが可能だ。簡単にアドレスを取得できることで、将来的に多くのユーザーをGalaチェーンのエコシステムに引き込むことも期待されている。

まもなくノード販売

Gala Gamesはまもなく、ゴールドメンバーを対象として、Repノードの限定販売を行うとしている。ソーシャルメディアによる大量のデータ生成や、グローバルな宝探しなど、様々な機能をサポートするために、Rep独自のノードを立ち上げる形だ。

Gala Gamesのチームは、ノード・ライセンスの購入は利益を生み出すような「投資」ではなく、REPエコシステムが資金を調達するのに役立つ「貢献」と捉えられると説明している。

なお、報酬を獲得するには、規約に従って操作を行う必要がある。

ノードとは

ブロックチェーンのネットワークに参加しているコンピューター機器を指す。パソコンだけでなくスマートフォンなどの機器も含む。広義には、ブロックチェーン・仮想通貨以外の分野でも、「情報ネットワーク上の機器」等の意味で利用されている。ブロックチェーン上のノードには、取引の承認を行うマイニング主体のノード、ウォレット機能を主体とするノードなどいくつか種類がある。中央管理者がいなくてもノードが存在するため、ブロックチェーンは安全に機能している。

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Rep公式サイト:https://rep.run/

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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