ソラナ大手DEX「Jupiter」、仮想通貨「JUP」エアドロップ計画　パーペチュアル取引導入も

独自トークンをユーザーに

ソラナ基盤の分散型取引所アグリゲーター「Jupiter　Exchange」は「Breakpoint 2023」に際し、独自のトークン「JUP」を発行し、ユーザーやサポーターに無料配布（エアドロップ）する計画を発表した。対象となるユーザー数は最大規模の100万弱だという。

現時点では、どのような無料配布の条件を適用するかはまだ定まっておらず、チームがDiscord上でコミュニティと議論している最中だ。公式トークンの確認サイトのリリースやトークン発行などがまだ実行されていないため、フィッシングサイトに要注意。

Jupiterはソラナ上で最大手のDEXアグリゲーターであり、OrcaやRaydiumなどのDEXから注文を集約し最適な取引を提供。これまでの累計出来高は350億ドルに相当する。

現在、ソラナの大手プロジェクトはSOLの価格回復と投資家心理改善を機に続々とトークンエアドロップを発表すると期待されているようだ。すでにPyth Networkは前日に75,000以上のアドレスに独自のトークン「PYTH」を付与する計画を発表したばかりだった。

Jupiterは独自トークン発行計画のほか、パーペチュアル取引（永久先物）の機能を導入した。

Jupiterのパーペチュアル取引機能は最大100倍のレバレッジを提供する。現時点ではまだコード審査中であり、一人のユーザーが持てるポジション（建玉）は最大10万ドルに限定されている。パーペチュアル取引は2日から開始し、建玉はすでに150万ドルを超え2200万ドルの出来高を計上しているという。

さらに、JupiterはBreakpoint 2023でのプレゼンテーションで、ソラナLST（リキッドステーキングトークン）担保のレバレッジ・ステーブルコイン「SUSD」と、独自のトークンローンチパッド（トークン投資プラットフォーム）の計画も発表した。

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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します