スクエニのNFTプロジェクト「シンビオジェネシス」、キャラクター獲得のためのキャンペーン開始

NFTキャラクター獲得へ

国内ゲーム大手スクウェア・エニックス(スクエニ)のNFT(非代替性トークン)アート&ゲームプロジェクト「SYMBIOGENESIS(シンビオジェネシス)」は7日、「Allow List Entry Campaign」を開始した。

これは、シンビオジェネシスのキャラクターを手に入れるためのキャンペーン。NFTキャラクターを購入できる権利を獲得でき、さらに無料でNFTキャラクターを手に入れるチャンスがあるという。

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今回のキャンペーンは厳密には細かいルールが設定されているが、おおまかにはシンビオジェネシスのNFTの保有状況や、Discordでのアクティビティに応じてポイントを付与し、ユーザー同士のランキングを競う内容。ランキングによって参加できる購入フェーズが異なり、より上位に入ることでNFTキャラクターを無料で獲得できるチャンスが得られるとした。

キャンペーン開始を発表したプレスリリースによると、シンビオジェネシスのローンチは「2023年冬」の予定。対応するブロックチェーンは以前から伝えられている通り、イーサリアム(ETH)とポリゴン(MATIC)である。

今回のキャンペーンに参加するには、暗号資産(仮想通貨)ウォレットのMetaMask(メタマスク)が必ず必要。キャンペーンの終了時間は11月21日17:59(日本時間)だとした。

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シンビオジェネシスとは

スクエニがシンビオジェネシスを発表したのは昨年11月。その際、世界的に著名なゲーム大手のWeb3プロジェクトということで高い関心を集めた。その後は公式Xで情報発信を続けており、今回のキャンペーンについては、7日の開始に向けてカウントダウンを行っていた。

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シンビオジェネシスは、プレイヤー全員で作るWeb3から始まる新規IP(知的財産)を目指しているという。今回のプロジェクトを通して、以下のような内容をコミュニティとともに楽しんで欲しいとスクエニは説明している。

  • アートの背景や、キャラクターの装備や衣装などから状況を考察する面白さ
  • 約200万文字の壮大な物語を解放して読んでいき世界の謎を考察する面白さ
  • ヒントを元にゲームアイテムを探す楽しさ

なお、シンビオジェネシスが対応するブラウザはGoogle Chromeで、他のブラウザに対応するかは未定。Google Chromeはパソコン版、アプリ版ともに対応するとした。

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Web3とは

「次世代のインターネット」とも呼ばれ、ブロックチェーンを基盤とする非中央集権型のネットワークを指す。具体的にはNFTや仮想通貨などを含む。

情報の流れが一方通行だった初期のインターネットは「Web1」、現状の中央集権体制のインターネットは「Web2」と呼ぶ。

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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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