Ubisoft、Web3ゲーム「Champions Tactics」でNFT無料配布へ

ゲーム関連NFTを無料配布

大手ゲーム開発会社Ubisoft(ユービーアイソフト)は17日、今後リリースされるWeb3ゲーム「Champions Tactics(チャンピオンズ・タクティクス)」に関して、暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)のチェーンでNFT(非代替性トークン)を一部ユーザーに無料配布するキャンペーンを発表した。

X(旧称ツイッター)の投稿に反応したユーザーの中から50人のフォロワーをランダムに選ぶと述べている。なお、常に公式とやり取りしていることを確認し、詐欺のフィッシングリンクなどを踏まないよう警告もした。

今回配布されるNFTは基本的に無料で、ユーザーは、NFT作成(ミント)のためにはイーサリアムネットワークのガス料金(取引手数料)を負担する以外、費用を支払う必要はない。

「チャンピオンズ・タクティクス」は、現在ユービーアイソフトが開発中の新たなPVP(プレイヤー対プレイヤー)戦術RPGゲームだ。神話上のチャンピオンでチームを編成し、他のプレイヤーとスリリングな戦術的な戦いを行うという内容である。

日本発のゲーム特化型ブロックチェーン「Oasys」の上に構築されることも注目される。2024年前半のリリースが予定されているところだ。

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Warlord(将軍)のNFT

配布されるNFTは「Warlords PFP」というものであり、プロフィール写真(PFP)としても機能する、一連のWarlord(将軍)の顔をモチーフとしたものだ。

このNFTは、最終的にゲーム内キャラクター「チャンピオン」のNFTを鋳造するための早期アクセスを保有者に提供する。保有者は最大5つまで「チャンピオン」NFTを無料で入手できる格好だ。

各Warlord(将軍)のNFTには、鎧、武器、頭部の装備など170以上の一連のユニークな属性が付随してくる。一部の属性は他の属性よりも希少性が高く設定されている。

Warlord(将軍)のNFTは、合計9,999個が作成される予定だ。その内、8,000個は鋳造することで入手可能、1,000個はブロックチェーンOasysのコミュニティに提供され、999個は将来のマーケティングや景品のために、ユービーアイソフトによって保管される見込みである。

NFTとは

「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ブロックチェーンゲームの「デジタルアイテム」交換などに用いられるのみならず、高額アート作品の所有権証明や、中古販売では実現の難しかった「二次流通市場」における権利者(クリエイター)への画期的な還元手段としても注目を集める。

▶️仮想通貨用語集

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Web3に参画

ユービーアイソフトはフランスで設立されたゲーム企業で、アサシンクリードやレインボーシックスといった人気ゲームにより世界中で知られている。最近は、Web3や、NFTに関して積極的な姿勢を見せているところだ。

バリデータとしては、テゾス(XTZ)やヘデラハッシュグラフ(HBAR)、Oasys(OAS)、Cronosなどのチェーンで貢献してきた。

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また、5月には掲示板大手Redditと提携して、人気ゲーム「ラビッツ・パーティー」の主役を描いたNFTアバターをリリースしている。

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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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