GBTCのETF転換の可否判断に備える
Cronosチェーンは18日、大手ゲーム開発会社ユービーアイソフトとの提携を発表した。ユービーアイソフトは、Cronosのバリデーター(検証者)に加わり、ブロックチェーンの運営(ガバナンス)とネットワークの更新(アップデート)を承認する役割を担う。
Cronosチェーンは、Crypto.comという大規模な暗号資産(仮想通貨)取引所の傘下で運営されるレイヤー1ブロックチェーン。Cosmos SDKに基づいて構築されたEVM(イーサリアム仮想マシン)互換を特徴とする。Cronosによれば、そのユーザーベースは100万人を超えているとされる。
Cronosチェーンの開発を主導するWeb3スタートアップCronos Labsは、ユービーアイソフトの専門知識を活用し、ブロックチェーンゲームの発展を期待しているとの見解を示した。Cronos Labsのマネージング・ディレクターKen Timsit氏は以下のように述べた。
Cronosチェーンの技術的およびエコシステムのロードマップを進めていく中で、彼らのチームからチャレンジを受けることを楽しみにしている。
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ユービーアイソフトとは
ユービーアイソフトはフランスで1986年に設立。以降、アサシンクリードやレインボーシックスといった人気ゲームシリーズを世界中に展開してきた。近年では、Web3.0分野に注目し、NFTに関する積極的な取り組みを行っている。
これまでの活動として、22年2月にはメタバース系NFTゲーム「サンドボックス」とのパートナーシップを発表。23年2月に、The Sandboxで人気ゲーム「ラビッツ・パーティー」の主要キャラクターをボクセルアートのアバターとしてメタバース(仮想空間)内でプレイ可能にした。
23年3月には、「Assassin’s Creed Smart Collectibles」をローンチし、5月には掲示板大手Redditで「ラビッツ・パーティー」の主役を描いたNFTアバターをリリースした。
7月初めには、Oasys(OAS)ブロックチェーンネットワーク上でタクティカルロールプレイングゲーム「Champions Tactics: Grimoria Chronicles」の開発を発表。これは同社初となるブロックチェーンゲームで、リリース日は近日公開予定だ。
ユービーアイソフトはまた、Oasysの初期バリデーター21社の一つとして、その立ち上げ時から参画してきた。他にもテゾス(XTZ)やヘデラハッシュグラフ(HBAR)のバリデーターとして、これらのエコシステムをサポートしてきた。
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