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Ubisoft初のBCG、Oasys基盤の戦略RPG「Champions Tactics」近日リリースへ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Ubisoft初のブロックチェーンゲーム

大手ゲーム企業ユービーアイソフト(Ubisoft)は、同社初となるブロックチェーンゲーム「Champions Tactics: Grimoria Chronicles」のイメージ映像を発表した。

日本発のゲーム特化型ブロックチェーン「Oasys」を採用しており、6月28日に京都の二条城で開催された「Oasys Special Event」で発表したものだ。

公式サイトでは「新しいPvP戦術型RPG実験ゲーム」と説明されており、プレイできるプラットフォームはPCのみで、専用のアプリが必要。NFT(非代替性トークン)はローンチ時の無料配布を示唆している。

本作の魅力は以下のように紹介されている。

神話上のチャンピオンでチームを結成し、他のプレイヤーとスリリングな戦術バトルを繰り広げ、暗く神秘的なグリモリア世界の伝説を発見しよう

関連:UbisoftのOasys採用などを発表 世界遺産「京都二条城」でBCGイベント開催

ゲームシステムの詳細は明かされておらず、リリース日は近日公開予定だという。

UbisoftとNFTゲーム

Ubisoftは1986年にフランスで設立後、世界に事業を展開。1994年には日本でも「ユービーアイソフト株式会社」を設立した大手ゲーム企業だ。人気ゲーム「アサシンクリード」や「レインボーシックス」シリーズなどで知られているが、戦略的にWeb3.0分野に注視しており、NFT(非代替性トークン)に関して積極的な取り組みを行っている。

2021年12月には、暗号資産(仮想通貨)テゾス(XTZ)のブロックチェーンを活用したNFT(非代替性トークン)プラットフォーム「Ubisoft Quartz」をローンチ。ミリタリーアクションゲーム「ゴーストリコン ブレークポイント」に、Quartz対応のNFT「Digit」を初めて導入した。

関連:Ubisoft、NFTプラットフォームをローンチへ

しかし、ゲーマーの間ではNFTの価値を懐疑的に見る傾向が強く、Digitの取引はあまり活発ではなかったようだ。一方、同社はNFT導入の取り組みを「大規模な実験」と位置付け、「常に新しいことに挑戦することで学び続ける」ことを重要視しており、新たなプロジェクトでも引き続きNFTの活用を進めて行く姿勢を明らかにしている。

22年2月、Ubisoftはメタバース系NFTゲーム「サンドボックス(The Sandbox)」とパートナーシップを締結。同社のゲームの知的財産(IP)The Sandboxのメタバースで利用できるようにすると発表した。今年2月には、計画発表から1年越しで、サンドボックス向けに、NFTの形式で人気キャラクター「Rabbids」のアバターをリリースした。

関連:Ubisoft、サンドボックスで「Rabbids」のNFTアバター発売

Oasysについて

Oasysは、ゲーム系IP(知的財産)ホルダーとゲーマー向けに構築されたブロックチェーンプロジェクトで、2022年2月に始動した。合意形成アルゴリズムにはPoS(プルーフオブステーク)を採用し、ゲームプレイヤーの取引手数料(Gas代)無料化や取引処理の高速化を掲げている。

初期バリデータ(検証ノード)には、Ubisoftも名を連ね、名だたる国内最大手のゲーム企業、Web3関連企業が参画。提携企業21社には、スクウェア・エニックス、セガ、バンダイナムコ研究所、GREE、bitFlyerやAstarなどが含まれる。

その後、第2群バリデータとしてソフトバンク、KDDI、Nexon、MIXIが加わり、先月、第3群の新たなバリデータとして、株式会社NTTドコモの子会社、新領域企画準備株式会社が参画することが明らかになった。

Oasysのネイティブトークン「OAS」は、国内取引所ではビットバンクとSBI VCトレードに上場している。

関連:NTTドコモ子会社「新領域企画」、ゲーム特化ブロックチェーンOasysのバリデータに

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