米国株指数S&P500続伸、テスラは決算結果で下落 中国の緩和政策など|25日金融短観
1/25(木)朝の相場動向(前日比)
伝統金融
- NYダウ:37,806 -0.26%
- ナスダック:15,481 -0.3%
- 日経平均:36,226 -0.8%
- 米ドル/円:147.4 +0.03%
- 金先物:2,014.8 +0.01%
- エヌビディア:613.6ドル +2.5%
- AMD:178.2ドル +5.8%
- テスラ:207.8ドル -0.63%
本日のNYダウは続落。一方、ナスダックはAI・半導体銘柄の上昇によって支えられた。また、S&P500は4日続伸で最高値を更新した。エヌビディアの続伸のほか、No.2の半導体メーカーである「AMD」は投資会社が投資判断を中立から買いに格上げたことを受け大幅に上昇した。
前日のネットフリックス(+10.7%)決算や本日のテスラ(時間外-4.43%)の決算、中国の金融緩和政策が材料となった。
本日の主な市場材料は以下数点。
- ネットフリックス決算:2023年第4・四半期決算の加入者数が市場予想を超え、売上高は88億ドルに増加し、市場予想と自社見通しの87億ドルを上回った。
- テスラ決算(2023年4Q):売上高は252億ドルで市場予想の259億ドルに届かず。なお、今年の販売台数の伸びは鈍化する見通しと警告した。
- 中国人民銀行:24日に景気を促進するため2月5日に預金準備率を0.5ポイント引き下げ、資金供給を増やすと発表。約20兆6000億円相当の長期流動性が市場に供給される見込みだ。このニュースを受け香港ハンセン株価指数は昨日+3.56%、上海総合指数は+1.8%と上昇した。
- 日銀金融政策決定会合:マイナス金利政策の解除を見送り、長短金利操作(YCC)や上場投資信託買い入れといった緩和措置は現状のまま維持するとした。
- 米1月製造業購買担当者景気指数(PMI):7カ月ぶり高水準に。販売価格の指数は2020年5月以来の低い伸びを記録し、米FRBの利下げ根拠の1つになりえた。
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今週以降の重要経済指標・イベント
- 1/25(木)22時30分 米第4四半期実質GDP
- 1/26(金)22時30分 12月個人消費支出(PCEデフレーター)
- 2/1(木)4時00分 FOMC終了後政策金利発表
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仮想通貨関連銘柄
- コインベース|121.3ドル(-2.3%)
- マイクロストラテジー|450.9ドル(+0.1%)
- マラソン・デジタル・ホールディングス|15.6ドル(-2.8%)
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仮想通貨相場
- ビットコイン:40,094ドル +0.8%
- イーサリアム:2,232ドル -0.6%
- ネム:0.05ドル +15%
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