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仮想通貨相場全面安、2日間で660億円相当の先物ロングがロスカットされる

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

マクロ経済と金融市場

前週末24日の米NY株式市場は、ダウ平均株価は前日比96ドル(0.25%)安、ナスダック指数は65ポイント(0.43%)高で取引を終えた。

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仮想通貨市況

暗号資産(仮想通貨)市場では、ビットコイン価格は前日比0.42%安の1BTC=39,800ドルに。

BTC/USD日足

38,500ドルの安値から1500ドル幅反発するも、上位足が崩され上値を切り下げていることから、レジスタンス化した40,000ドル付近では戻り売り圧力に晒されている。下値目処となりそうな主要サポートは38,000ドル、34,700ドル付近が挙げられる。

アルトコイン市場では、イーサリアム(ETH)が前日比4.7%安、XRPが2.8%安となるなど全面安となった。FRB(米連邦準備制度)の早期利下げ期待が後退したことも一因に挙げられ、米国債利回りと米ドル指数(DXY)が上昇していることも向かい風だ。

金利先物市場では、今年3月の利下げの確率が、63.1%から46.2%に大幅ダウンした。

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先物市場では、過去2日間で4.5億ドル(660億円)相当のロングポジションがロスカット(強制清算)された。

ブルームバーグのアナリストは、上場投資信託に転換したグレースケールの投資信託「ビットコイントラスト(GBTC)」から、23日だけで6億4000万ドル以上が資金流出したことを指摘した。これまでの流出総額は34億5000万ドルに達している。

グレースケールの信託手数料1.5%に対し、ビットコインETF(上場投資信託)を取り扱う資産運用会社最大手ブラックロックの総額は信託手数料は0.12%となっており、これまでの優位性の多くを失っていると見られる。

売り圧力低下を示唆

データ分析サイトCryptoQuantの公認アナリストMignolet氏は、コインベース・プレミアムの推移を根拠に、相場急落をもたらした米国の機関投資家による売り圧力は徐々に弱まりつつあり、現在のレンジで反発する可能性が高いとの見立てを示した。

CryptoQuant(Mignolet)

コインベース・プレミアムの指標は、Coinbase Proの価格(USD通貨ペア)とバイナンスの価格(USDT通貨ペア)の間のギャップを表したもので、グローバル基準に対して米機関投資家、及びクジラ(大口投資家)のセンチメントおよびポジション傾向の分析に役立つ。

なお、ブルームバーグの首席ETFアナリストによれば、巨額のグレースケール売りが発生する一方、大手資産運用会社ブラックロックやフィデリティが大きく買い越しており、流出総額は7,400 万ドルに留まるという。

米国のビットコイン現物ETFは、22日9時時点で638,900 BTCを保有しているものと見られる。

また、Ali氏の分析によれば、1000BTC以上を保有するクジラ(大口投資家)のウォレットアドレス数は22年8月以来の最高値に達した。

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