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マウントゴックス、ビットコイン現物弁済について債権者に通知を送付か 売り圧につながる懸念も

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨の弁済

2014年に経営破綻した暗号資産(仮想通貨)取引所マウントゴックス(MTGOX)は、仮想通貨での弁済について債権者にメールを送付したことが報告された。

マウントゴックスは、債権者が弁済を受け取るために登録した仮想通貨取引所やカストディアンについて、メール受信者がアカウントを所有していることを確認できたと説明。これからビットコイン(BTC)・ビットコインキャッシュ(BCH)で弁済を受け取る手続きが進められると記載されているが、まだメールを受け取っていない債権者もいる模様だ。

[IMPORTANT] [MTGOX] Confirmation of Account Ownership by Cryptocurrency Exchange / 仮想通貨取引所等によるアカウント確認の完了について
byu/erlichisapig inmtgoxinsolvency

マウントゴックスを巡っては経営破綻から約10年を経て、弁済が開始されたことが報告されている。先月には、法定通貨で弁済を受け取ったことを複数の債権者がRedditに投稿していた。

関連マウントゴックスから返済開始か、SNSで報告される債権者へ現金弁済の事例

今回報告されているのは法定通貨ではなく、仮想通貨現物での弁済についての連絡である。Redditでは債権者に送られたメールの文面が22日に公開されているが、まだメールを受信していないとのコメントも寄せられた。

今後の流れ

2019年9月に再生管財人が報告したデータによると、マウントゴックスはビットコインを14万1,686BTC(現レートで8,200億円相当)、ビットコインキャッシュ(BCH)を14万2,846BCH(同47億円相当)保有している。

マウントゴックスの弁済は債権者はもちろんのこと、ビットコインの売り圧につながる可能性があるため投資家からの注目度も高い。

マウントゴックスの公式サイトで一般公開されている通知は、昨年9月のものが最新。その中では、基本弁済、早期一括弁済および中間弁済の期限日をそれぞれ2023年10月31日(日本時間)から2024年10月31日(日本時間)に変更したと伝えている。

今回送られているメールには具体的な日程は記されていないようで、詳細はFAQなどを閲覧するように誘導した。公式サイトのFAQの弁済に関する項目には、上述した期限日が記されており、今年10月末にかけて随時、仮想通貨での弁済も行われるとみられる。

なお、今回のメールでは、これから取引所やカストディアンとの間で代理受領の契約手続きが行われると説明した。その契約が完了すれば、再度メールで連絡すると述べている。

マウントゴックスとは

2010年から2014年にかけて運営された、東京を拠点とする仮想通貨取引所。ハッキング被害によって閉鎖しており、これをきっかけにして、取引所がハッキングされたり、誤送信などで仮想通貨を失ったりすることを「GOXする(ゴックスする)」と呼ぶ慣習が生まれた。

▶️仮想通貨用語集

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