ベネズエラでビットコイン取引高最高値に|ハイパーインフレが影響

ベネズエラでのビットコイン取引高が過去最高値に達したことがわかった。

現在、ベネズエラでは今まで類を見ないほどのハイパーインフレや経済危機の悪化が影響しており、これによってビットコインへ流れる人が多くなっているようだ。

Per Coin Danceによると、今週のベネズエラでの取引高は9億ボリバル(約16億円相当)近くまで取引されており、先週の8億5千万ボリバル(約15億円相当)の取引高を超えている。

国際通貨基金(IMF)は、ベネズエラ国内でのビットコイン取引市場の成長率が年内にラテンアメリカ内で1,370,000%に達すると予想している。

また、このビットコイン購入の拡大には来月からのベネズエラ政府による仮想通貨Petroの販売も関係していると見られている。

同政府は今月の初めに、今後のPetroの利用拡大を狙って、パスポートの手数料支払いをPetroで行うよう義務付けると発表している。

参考記事:Soaring Inflation Sends Bitcoin Trading Volume to [Another] New High in Venezuela

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現在、ベネズエラでは経済混乱により大幅なインフレが起き、法定通貨の著しい価値低下が問題となっている。オイル価格に裏付けされた法定仮想通貨ペトロは、ベネズエラ経済を安定化させるカンフル剤となり得るだろうか。
貨収入のほとんどを石油産業に依存するベネズエラで、石油の減産が進んでいます。この状況が続けば、ベネズエラの経済は悪化し、インフレを加速させることは避けられません。送金手数料の安いビットコインキャッシュが決済手段として脚光を浴びています。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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