アバランチ財団、ミームコイン5種の保有を発表　 AVAXエコシステムの強化施策

5種類のミームコイン

暗号資産（仮想通貨）AVAXのエコシステムをサポートするアバランチ・ファウンデーションは15日、同団体が保有する5種類のミームコインを明らかにした。

これは、アバランチ・コミュニティの活性化と振興を目指す「Culture Catalyst」という取り組みの一環で、1月に公表されたものだ。この施策は、ミームコイン、別名「コミュニティコイン」の購入を通じて、コミュニティの結束を強化し活動を促進することを目的としている。

公開されたコインはCoq Inu、Gecko、Kimbo、NoChill、Techの5つで、これらは「暗号コミュニティの多様性、楽しさ、固有性、そして関心事を反映したもの」であるとされており、総時価総額は約5億4100万ドルに上る。

この中で、Coq Inuが総時価総額の74％以上を占めている。Coq Inuは、総供給量が69兆4,200億トークンに及び、その人気はニワトリを模したマスコットと、フランス語で「rooster（鶏）」を意味するCoqを名前にしたユーモアから生じている。

Geckoは、アニメのトカゲをマスコットとし、ベトナムのコミュニティから生まれた。Kimboは、アバランチ・エコシステムを探索するコミュニティのWeb3犬として紹介されている。NoChillは、無謀な行動、落ち着きのない態度など、様々な社会的状況を表す俗語からインスピレーションを得たミームコインである。

Techは、仮想通貨コミュニティ内で流布する「We are in it for the tech」（価格のことを気にせずに技術に魅了されている）という格言にちなんで名付けられた。Ava LabsのCEO、Emin Gun Sirer氏のツイートにより、注目を集めた。

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コミュニティを支える

アバランチ財団は、ミームコインに関して、市場の基本的な動向よりもユーモアや集団の関心に基づくミーム文化の概念を前面に出している。「コミュニティ・コインは現在、Web3の重要な柱となっており、多様な暗号コミュニティの楽しさや独自性を象徴しています。アバランチ財団は、これらの特性を認識し、これらのコミュニティを支えることに注力しています」と述べている。

この非営利団体は、将来的にさらなるミームコインをポートフォリオに加える可能性があることを示唆している。現在、アバランチ財団はERC-404トークンの評価を進めており、他のコミュニティコインの参加も検討されている。

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