STEPNにポイント制、47億円相当の仮想通貨GMT配布へ 大手スポーツブランドとのコラボも
スポーツブランドとのコラボも示唆
「Move to Earn(M2E)」のブロックチェーンゲームアプリSTEPN(ステップン)はポイント制を導入し、ユーザーに、47億円(3,000万ドル)相当の仮想通貨GMTトークンに変換可能なポイントを配布する予定だ。
STEPNは9日に「Trailblazer」というイベントの概要を明かしたが、10日夜にはより詳しい内容をThe Blockに話したという。
報道によると、STEPNアプリを利用するユーザーに1億の「FSL」ポイントを配布し始めた。FSLポイントは「STEPNマーケットプレイスを通じてGMT(ガバナンストークン)と1対1で交換できる」と述べた。その時価は現在、47億円に相当する。
ポイントの付与条件については、「ジェネシス・スニーカー」の保有期間に基づく。Tier1:24ヵ月以上、 Tier2:12ヵ月~24ヵ月、Tier3:6ヵ月~12ヵ月。なお、「ジェネシス・シューズボックス」を6ヵ月以上保有していると、Tier3となる。
ポイント付与のためのスナップショット(権利確定)は4月7日に実施済みで、付与自体は現在進行中だ。なお、ポイント取得には、4月29日までに「FSL ID」を作る必要がある。
The Blockに応じた、STEPNの開発企業Find Satoshi Lab(FSL)のShiti Manghani CEOは「我々はビジネスのランウェイを持っており、ビジネスとして安定しているため、ユーザーに還元することができるようになった。今年のエアドロップは過去最大で、バッジホルダーの全てのユーザーに与えられるほか、当社のNFTを最も長い期間保持しているジェネシスホルダーにも付与される」と話したという。
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また、今回はポイント制の導入だけでなく、大手スポーツ・アパレルブランドとのコラボも示唆した。
FSLポイントは、「独占的な賞品を入手するチャンスを上げる」こともできる。同社のエアドロップは、「間もなく発表される、世界で最も有名なスポーツブランドのひとつとの提携」に先駆けて行われたという。
STEPNは過去に日本のアシックスやプロサッカークラブのアスレティコ・マドリードと提携した実績を持っている。
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