米ビットコイン現物ETFに330億円純流入、2日連続プラスに

資金流入回復か

米月曜日、すべての仮想通貨ビットコイン現物ETFはプラスの資金流入（純流入）を記録した。投資管理会社ファーサイド・インベスターズのデータによると、合計2.17億ドル（330億円）が流入したという。

4月24日〜5月2日には純流出が続いたが、5月3日にプラスに転じて二日の取引日で合計5.95億ドルの流入があったという。

特にグレースケール社が提供するビットコイン現物ETF「GBTC」では3日に初の純流入となる6,300万ドルがあり、78日間の純流出記録を止めた。また、4日にも390万ドルが入ってきた格好だ。

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4月では純流出の日が2月や3月よりも多かったが、背景には、米FRBの利下げ後倒しへの懸念や、中東戦争といった地政学的要因などがあり、投資家はビットコインのようなリスク資産に対して慎重になっていた。

一方、先週金曜日発表の米4月雇用統計結果が予想を下回ったことからFRBの年内2回の利下げ観測は再び広がり、仮想通貨や米国株にとっては再び追い風となった。

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今週以降の重要経済指標

• 5/10（金）23時00分　5月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
• 5/14（火）21時30分　米4月卸売物価指数（PPI）
• 5/15（水）21時30分　米4月消費者物価指数（CPI）

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