SBI VCトレードがメタプラネットとの提携を発表 ビットコインの取引・保管・運用面で
SBIVCとメタプラネットが提携
暗号資産(仮想通貨)取引所を運営するSBI VCトレードは2日、東証スタンダード市場上場企業でビットコイン(BTC)を戦略的に蓄積する株式会社メタプラネットと提携し、ビットコイン取引・保管・運用における各種サポートを開始することを発表した。
この提携は、SBI VCトレードの法人向けビットコイン積立戦略を進めていくために必要不可欠な、日本における業界のリーダー的なステークホルダーとの連携を深めていくための、当社の継続的な取り組みの一環となる。
メタプラネットは、ビットコインの希少性や非政治的な金融政策に注目し、ビットコインを主要な財務資産として起用し、債務と株式両方による資金調達でビットコインの蓄積を進め、現時点で約360BTCを保有している。
SBI VCトレードは、法人顧客向けサービスSBIVC for Primeを通じて、暗号資産の取引・保管・運用やWeb3関連ビジネスについてのサポートに注力している。
メタプラネットとの連携に際しては、①東証プライム市場上場のSBIホールディングス株式会社傘下であるSBIグループの安心感、②暗号資産担保レバレッジ取引の活用、③期末時価評価税の適用除外サービス等を特に評価されたとした。
SBIの北尾会長は、8月29日に国際カンファレンスWebX2024に登壇し基調講演を行い、Web3時代に向けたグループの取り組みや、国内発のゲーム特化型ブロックチェーン「Oasys」との戦略的業務提携を発表した。
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