世界取引高No.1の仮想通貨取引所バイナンス|分散型取引所やBinanceチェーンの最新状況
- Binance独自ブロックチェーン・DEXも発表
- 米有力ビジネス誌Forbes主催のカンファレンスにて、Binanceの代表であるCZ氏は開発中のバイナンス・チェーンについて、数ヶ月内に完成すると言及。これを基軸とした独自の分散型取引所のデモビデオも公開した。
Binance独自ブロックチェーン・DEXも発表
昨日、米有力ビジネス誌フォーブス 主催の「Decrypting Blockchain for Business」という企業を中心としたブロックチェーン界隈のカンファレンスに、世界最大級の仮想通貨取引所Binanceの代表格CZ氏が参加し、フォーブス誌の取材に応じて、以前から構想・開発されていたBinance独自のブロックチェーン=Binance Chainの進展に関して、この様に話した。
『バイナンスチェーン』は新たなトークン発行プラットフォームとして、仮想通貨のグローバルな普及に貢献できればと思う。
根本的に、決済における仮想通貨の採用を望んでいる。
我々はこれから数ヶ月以内にバイナンスチェーンを完成させる予定をしている。
そして、同社のバイナンスチェーン基軸の分散型取引所『Binance DEX』のプレビュー版ビデオも公開した。
そしてBinanceの公式ブログ により、Binance DEXの特徴を以下の様にリストアップ。
- トークンの発行
- トークンのバーン
- トークンの凍結と凍結解除
- コミュニティベースで新しい取引ペアの提案
- ブロックタイム1秒、確認ブロック数1ブロック
- バイナンスのBNBトークンがDEXのクォーテーション通貨となる
- 現在のBinance取引所のインターフェースと大差が見られない
- 秘密鍵はユーザー自身で管理可能
- テスト段階であるため、他の追加機能も実装予定
BNBトークンの利用普及まとめ
CZ氏が言及するバイナンスチェーンによるトークンの発行と利用普及の見込みを先取り、BNBトークンの利用ケースが進んでいる。以下の様にその事例をハイライト。
- 日本も含む45万軒以上のホテルの予約サービスを提供するブロックチェーン企業Tripioの予約対象仮想通貨として、利用可能
- オーストラリアの空港内決済専門企業Travelbybitと提携し、BNBによる決済が可能
- 3Dコンテンツに特化したブロックチェーンプロジェクト『Decentraland』で、BNBによるバーチャルランドを購入可能
- その他、シンガポールなどのレストランで支払うことができる
世界最大級の仮想通貨取引所バイナンスの独自のプラットフォームトークンBNBは、グローバルなホテル予約専門ブロックチェーン企業Tripioの予約決済用仮想通貨として利用可能となった。増えつつあるBNBトークンの実用性に注目。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します