独2位の証券取引所「1月に仮想通貨取引所開始」を正式宣言|ビットコインやリップル(XRP)等4通貨提供予定
- 独2位の証券取引所、仮想通貨取引所開始を正式発表|ビットコインやXRPも予定
- ドイツ二番目の大手証券取引所の子会社Sowa Labsが開発するバイソン・アプリにて、来年の1月に、仮想通貨取引所の運営を開始すると公式で発表した。最初に提供する仮想通貨はBTC・XRP・ETH・LTCを予定している。
ドイツのシュトゥットガルト証券取引所、来年1月予定する仮想通貨取引所、上場通貨も
ドイツ二番目大手(欧州No.9)証券取引所シュトゥットガルト証券取引所(Borse Stuttgart)が所有するテック子会社Sowa Labsが開発するバイソンアプリにて、来年の1月に、仮想通貨取引所アプリの運営を開始すると公式で発表した。
以上の発表を和訳すると、以下のようになる。
今から、ボーディングが始まる。まずはVIPリストからβ版の開始を行う。
そして、2019年1月末に、取引アプリBison(バイソン)を正式ローンチする。
なお、最初の取引可能な仮想通貨は以下4つの仮想通貨銘柄となる。
- ビットコイン(BTC)
- リップル(XRP)
- イーサリアム(ETH)
- ライトコイン(LTC)
またさらに特筆すべき点はバイソン・アプリで提供されるCryptoradarツールである。
これは25万以上のツイートを統計し、市場の投資家の心情を可視化して市場の興味を表示しようとするセンチメント分析ツールである。1月の取引所開始後、サービスは少しずつ実働に向けて提供されていく予定だ。
シュトゥットガルト証券取引所、仮想通貨事業への関心
ドイツ、および欧州でもその存在感を示す大手シュトゥットガルト証券取引所は今年の前半から仮想通貨に対する関心を示していた。今年の4月や8月時点から大手シュトゥットガルト証券取引所は子会社のSowa Labsと協業して仮想通貨取引所の提供開始をすると発表していたほか、ICO発行・取引・カストディを一体化としたサービスの開発を提供する意向も示していた。
また以前、シュトゥットガルト証券取引所のCEOであるAlexander Höptner氏は今月12日に仮想通貨取引事業を発表した時、以下の様に語っていた。
銀行業界における技術と経験を併せ持った取引所であるsolaris銀行はデジタル資産向けのサービスを提供するには素晴らしい提携先だ。
solarisのBlockchain Factoryの力で我々は仮想通貨業界を発展し、取引所における透明性と信頼性の基準を向上していきたい。
また現在、同仮想通貨取引所は多角的取引システム(MTF)としての規制を求めていると12日時点の公式プレスリリースには掲載されている。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します