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米政府関連アドレス、約834BTCと約4万BNBを送金

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 米政府関連アドレスから約834BTCがコインベース・プライムへ
  • BNB約3,163万ドル分も別アドレスへ移動
  • 保有BTCは約32万4,000、今回は0.3%未満

米政府関連アドレス、BTCとBNBを計1億ドル超送金

ブロックチェーン分析企業Arkham Intelligenceのデータによると、米政府のアドレスから7日未明、833.6ビットコイン(BTC)と40,285BNBが送金された。金額は計約1億300万ドル相当に上る。

Arkhamのラベルによると、BTCはBitfinexハッキング事件の押収資金から264.864BTC、エストニア人のセルゲイ・ポタペンコ(Sergei Potapenko)氏とイワン・トゥロギン(Ivan Turõgin)氏に対する没収資産から568.735BTCが動いた。2人はクラウドマイニングサービス「Hashflare」を運営し、米国で電信詐欺の共謀罪について有罪を認めている。BNBはFTX・アラメダ関連の押収資金として分類されていた。

オンチェーンアナリストのEmberCN(余烬)は、BTCの送金先をコインベース・プライムと指摘した。BNBは複数のアドレスを経由し、現在は「0xBE7…81E」のアドレスにあるという。

関連記事:米国政府がFTX押収のLINKトークンを売却か、1.2億円相当

米国政府がFTX・アラメダ研究所の押収資金から約98,590 LINK(約76.8万ドル)をコインベース・プライムへ送金したことが、10日のアーカムデータで明らかになった。トランプ政権の大統領令により、ビットコイン以外のアルトコインは引き続き売却対象となっている。

保有額は依然約280億ドル

EmberCNによると、米政府関連アドレスは送金後も約280億ドル相当の仮想通貨を保有している。大半はBTCで、その量は約32万4,000BTC(約277億ドル相当)。今回送金されたのは、保有BTCの0.3%に満たない量だ。

コインベース・プライムは、米連邦保安官局(USMS)が押収した仮想通貨の保管に使うサービスで、政府保有BTCの移動先としてこれまでも確認されてきた。米政府は今回の送金の目的を明らかにしていない。

戦略的準備金と売却の扱い

米国では2025年3月、トランプ大統領が「戦略的ビットコイン準備金」の設立を定めた大統領令に署名した。刑事・民事の没収手続きで政府が得たBTCは準備金に組み入れられ、売却しないことが原則となっている。

BTC以外の没収資産は「デジタル資産備蓄」として別に管理される。売却を含む管理方針を決める権限は財務長官にある。

関連記事:米下院委員会、ビットコイン準備金法案を可決丨保有BTC20年凍結を規定

米下院金融サービス委員会は17日、ビットコイン戦略準備金を法制化する法案を28対21で可決した。政府が保有するビットコインを20年間売却禁止とする内容で、本会議での採決や上院審議が今後の課題となる。

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