- スカイAIの残り保有は約60万SOLのソラナ
- 大株主が1株3.50ドル以上の買付価格を要求
ソラナ売却に反発
ナスダック上場でソラナを保有するスカイAIの株式を、関連会社と合わせて約9.99%持つ自己勘定取引会社バスティオン・トレーディングは14日、プレスリリースで、スカイAIによる仮想通貨ソラナ(SOL)の売却の全面開示と取締役会の刷新を要求した。また、スカイAIが11日に発表した自社株の公開買付け(買い戻し)に、保有株を売らない方針も示した。
スカイAIはソラナ売却で得た資金などを原資に、最大95%の株式とワラントを1株または1本当たり3ドル、総額約2億ドルで買い付ける計画で、バスティオンは問題が解消されない限り参加せず、他の株主にも不参加を促した。
要求の背景には、スカイAIが9月14日に200万SOL超のソラナの保有と仮想通貨財務戦略の継続を表明していたものの、11日の公開買付けの発表で約100万SOLのソラナを売却したことを明らかにした経緯がある。その後に米SECへ提出した臨時報告書では残りが約60万SOLのソラナと示され、売却は1カ月足らずで約70%の売却に達した。
そこでバスティオンは、売却の経緯が示されていないとして、公開買付けの開始前に、売却の日付と数量、平均売却価格、総収入と手数料、承認手続きの内容、流動性のあるソラナとロック中のソラナの内訳の開示を求めた。また、売却が発表前に個別開示されなかった理由の説明に加え、承認過程や開示義務の順守状況を調べる独立調査の実施と結果の公表が必要だとしている。
取締役会を巡っては、2026年の年次株主総会で現職の取締役候補5人全員が賛成票を上回る保留票を集め、3対1近くに達した候補もあったとして、バスティオンは公開買付けの開始前に株主推薦の独立取締役を加えた刷新と、特別委員会による価格・資金調達・利益相反などの監督を求めた。
公開買付けの条件見直し
公開買付けの条件を巡っては、バスティオンが買付価格を1株または対象ワラント1本当たり3ドルから3.50ドル以上に引き上げるよう要求し、根拠にソラナ価格110ドルを仮定した推定純資産価値の1株当たり約3.30ドルを挙げた。
また、ソラナ価格が100ドルを上回り続けることを条件とする点と、各種類の証券で50%以上の応募を条件とする点の撤廃、プレファンデッド・ワラントの買付け上限の100%への引き上げを要望した。
加えて、スカイAIの取締役で最高投資責任者を務める人物の兄弟が支配する企業に現金対価なしで付与された戦略アドバイザー向けワラントを対象から除外することと、現職取締役や役員、戦略アドバイザーとその関連会社が応募しないことを条件に挙げた。



WebX完全ガイド
TOP
新着一覧
取引所
WebX






































