- ポリゴンが37件の州送金業ライセンスを保有
- タザペイなど4社がポリゴン基盤を導入
コインミー買収完了
ポリゴン・ラボは14日、1月に発表した米仮想通貨企業コインミーの買収を完了し、規制下の米国の資金移動を決済基盤「オープン・マネー・スタック」に組み込むと発表した。同基盤はすでに稼働しており、タザペイ、メッシュ、トク、キラの4社が初期の導入企業となった。
買収の背景について、ポリゴンは、ブロックチェーン上での資金移動が大規模に役立つのは、既存の口座や決済網とつながった場合だとしている。そのため、銀行・カード・現金入金で入ったドルがブロックチェーン上を動き、受取人が使える形で届くまでの接続を、同基盤に組み込んできた。
そこで、ポリゴンは米国の決済事業を通じて、48州をカバーする体制を得た。内訳は37件の州送金業ライセンスと11件の適用除外で、米金融犯罪取締ネットワークにも、マネー・サービス・ビジネスとして登録済みだ。
この規制下の接続は、資金を保管する口座とウォレット、複数のブロックチェーンをまたぐ決済の経路制御、24時間動く決済レールに加わった。ポリゴンは銀行や払い出しのインフラともこれらをつなぎ、決済事業者が個別の引き継ぎを自前で管理せず、1回の統合で一連の流れを構築できるという。
初期の導入企業
初期の導入企業のうち、30カ国超で1,000社超の企業とフィンテックに越境決済を提供するタザペイは、同基盤の交換機能とウォレットで、ステーブルコインと現地通貨をつなぐ経路を短縮した。
300超のウォレット、取引所、金融サービスをつなぐ仮想通貨決済ネットワークを運営するメッシュは、同基盤の法定通貨との交換機能を加え、利用者が使い慣れたウォレットや取引所から直接口座に入金できる経路を広げた。
このほか、100カ国超で従業員と業務委託者の雇用・給与支払いを代行するトクは、1月開始のステーブルコイン給与に同基盤のウォレットと払い出し機能を加え、受け取った賃金を保管して現地通貨に換えられるようにした。
フィンテックや輸入ブローカー向けに米国の銀行口座とステーブルコインを一括提供するキラは、書類受領から72時間以内に口座を開設しており、同基盤でステーブルコインの選択肢を増やしているという。



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