- クリーンスパーク、ビットフフ、カナーンが実績報告
- カナーンは北欧の地域暖房プロジェクトが全面稼働
クリーンスパークらが9月の事業報告
上場ビットコイン(BTC)マイニング企業各社が9月の事業報告を行った。クリーンスパーク(CleanSpark)とビットフフ(BitFuFu)は採掘量が前月より減少し、カナーン(Canaan)は横ばいだった。
まず、クリーンスパークの9月の採掘量は529BTCで、8月の593BTCから約11%減っている。日次平均は17.64BTCで、2026年のこれまでの採掘量は累計5,432BTCとなった。稼働ハッシュレートは50EH/s、平均稼働は36EH/sだ。
ハッシュレートとは
仮想通貨マイニングにおいて1秒間に実行できるハッシュ計算の回数を表す指標。単位は「hash/s」。「s」は「second=秒」で、「1秒間に何回計算ができるか」を表す。エクサハッシュ/秒(EH/s)とは1秒間に100京回の計算能力のことだ。
同社の9月末時点のビットコイン保有量は13,530BTCで、8月末の13,703BTCから減少している。現物市場で2BTCを売却したほか、コールオプションの行使を通じて700BTCを売却した。売却価格は1ビットコインあたり平均72,928ドルだとしている。
クリーンスパークはデータセンター事業の成長に注力している。同社は9月25日、子会社を通じて22億7600万ドル(約3,600億円)規模のシニア担保付債券の発行を完了したと発表していた。この資金は、ジョージア州サンダースビルにおけるデータセンター施設の建設に充てられる予定だ。同社は、この施設から初期契約期間で約66億ドル(約1兆円)の収益を見込んでいる。
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米ハイパースケール・データは685BTCのビットコインを売却し約4300万ドルを確保、負債を約3000万ドル分圧縮した。資金はミシガン州データセンター拡張に充当し、マイニングは継続する方針だ。
ビットフフ
ビットフフの9月採掘量は167BTCで、8月の174BTCから4%減った。自社マイニングは88BTCから98BTCに増え、クラウドマイニングは86BTCから69BTCに減っている。保有ビットコインは1,373BTCから1,388BTCへ、わずかに増加した。
日次採掘量は5.6BTCで8月と同水準だったことを踏まえると、月間採掘量の減少は日数の差も影響した可能性がある。一方、ハッシュレートは第三者供給分・ホスティング顧客分の現象により20.6EH/sから19.4EH/sに減少。電力容量は344メガワットから324メガワットに低下した。
ビットフフは、エチオピアにおける80メガワット規模のビットコインマイニング拠点の買収計画が停滞していることを明らかにした。これは、同拠点の運営者と現地の電力供給業者との間で紛争が生じていることによるものだ。
ビットフフは、すでにこの案件に410万ドル(約6億円)を投じており、約13,700台のマイナー「Antminer S19」を現地に配置済みである。同社は、投資額の一部を回収するために買収計画を完全に白紙に戻すことも含め、今後の対応を検討している。
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The Informationは仮想通貨採掘・データセンター企業IRENと生成AIのアンソロピックが複数年のクラウド契約を結んだと報じた。現在のところ両社とも公式発表はしていない。
カナーン
カナーンの採掘量は44BTCで8月と同じになり、3か月続いた減少が止まった。保有ビットコインは1,868BTCから1,875BTCへ増えている。北欧拠点の8メガワット規模の地域暖房プロジェクトは全面稼働し、約2,800世帯に熱を供給しているところだ。
これは、コンピューティング機器から発生する熱を利用して家庭に熱を供給するものである。同社は現在、カナダでもマイニングによる熱を回収して温室に供給するプロジェクトの開発に取り組んでいる。



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