- ドイツ銀行が当初ビットコインとイーサリアムを保管
- ドイツ銀行がトークン化預金の提供も計画
保管サービス開始へ
ドイツ最大手銀行のドイツ銀行(ドイチェ・バンク)が、数週間以内にドイツで法人・機関向けの仮想通貨の保管サービスを開始し、2027年にアジアの金融拠点へ広げる計画を明らかにした。ロイターが16日、バンコクで開かれた国際通貨基金と世界銀行の会合の場で、法人向け銀行部門共同責任者のジェラルド・ポドビニク氏が語ったと報じた。
今回の参入の背景として、ポドビニク氏は、ステーブルコインに数千億ドルが保有されるなどデジタル経済が急成長し、この20年で新たな価値の蓄積先が生まれたとの認識を示した。今回の動きは、同行が法人向け銀行業務で2028年までに年平均成長率8%の達成を目指す戦略の一環だと説明した。
今回のサービスは、同行初のデジタル資産サービスとして段階的に提供する方針で、当初はビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)など主要な仮想通貨の保管を対象とする。その後に、顧客が資金を主要なステーブルコインに出し入れするためのサービスへ広げる。
保管の次の段階として、同行はトークン化預金の提供と、デジタル債などブロックチェーン基盤の証券を顧客が発行する際の支援も計画しているとポドビニク氏は述べた。
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9月の発表と同氏の見解
同行は9月16日の発表で、企業や資産運用会社、ヘッジファンドなどを顧客に想定し、ビットコイン、イーサリアム、ステーブルコインのUSDC・EURC・EURAUを当初の対象資産として、ウォレットと秘密鍵を同行が管理するとしていた。ただし、開始は規制上の手続きの完了が条件で、仮想通貨には預金保護制度に相当する保護がないとも説明していた。
今回の参入と既存業務の関係について、ポドビニク氏は、金融システムとして顧客にトークン化やブロックチェーン基盤のソリューションを追加サービスとして提供する必要が出てくるとしたうえで、現在の業務の置き換えが前提ではないと語ったという。



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