Huobi米国、仮想通貨取引所の事業を終了へ
HBUSが事業終了へ
大手仮想通貨取引所Huobi Globalの米国向け取引所であるHBUSが、事業を終了することが分かった。事業開始から1年での終了となった。
9日のHBUSの発表によれば、12月15日に仮想通貨取引サービスを中止し、1月31日までに資産を引き出すようユーザーに促している。事業終了の理由は、事業戦略の一環として、より統合された方法でビジネスを行うためだとしているが、その以上の具体的な説明はない。
先月にはHuobi Global(本体)が、米国の全ユーザーのアカウントを閉鎖していくと発表。パートナー取引所でもあるHBUSの利用を促したばかりである。
当時、「必要に応じてHBUSにアカウントを作って、資産を移動し、取引を継続することはできる」と説明していたが、HBUSもサービスを終了することで、ユーザーの取引が実質停止することになる。
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HBUSは2018年7月に創設。米国の規制に準拠しており、Huobiのソフトウェアや「Huobi.com」のドメインを利用してきた。しかし、競争の激しい中、米国ユーザーを取り込むのに苦労してきたという。
また情報筋の話から、今年9月にHBUSのCEOの就いたばかりのOren Blonstein氏が12月に会社を辞めるなど、重要な幹部メンバーが会社を離れてしまう例が続いていることが明らかになっている。
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